スポーツ選手のトレーニング法の一つです。
特にボクシングの選手が持久力や脚力を高めるために路上で行うトレーニングとして表現されることで、良く聞きますよね。ボクシングでのロードワークはシャドーボクシングしながらの姿がTVなどでも映されています。
野球での冬場の練習の大半はロードワーク=長距離走が多かったりします。
ロードワークの効用としては
心肺機能向上
下半身強化
精神力鍛錬
なんてことをよく言われます。
この一番最後の精神力の鍛錬。昔流で言うと「根性」とでも表現するのでしょう。
苦しいことを乗り越えて、最後まで諦めない気持ちを養い、自信を付けていく。
走るのは辛く苦しい練習です。
誰だって、ボールを投げたり、バットを振っていた方が楽しい練習だと思います。
でも、そこを走りきって、乗り越えていくからこそ、意味が出てくるのです。
野球に限らず、スポーツは相手がいます。でも、相手と戦う前に自分との戦いがあります。
練習を積み重ねて、自信をつけて行くこと。
自分に勝てなければ、相手には勝てませんからね。
自信というのは「自らを信じる」と書くのですから。
確かに足腰を鍛える、スタミナをつけることも重要だと考えますが、必ずしも長距離走が必要かというと、そうでもなさそうです。
長距離走では瞬発力や筋力ではなく、持久力が鍛えられていきます。
でも、マラソンほどの持久力は野球には必要ありませんから。
だから、ロードワークにそれほど時間を割く必要はないとのことです。