前回は”重い”トレーニングバットを使って、”振る力”を付けてスイングスピードを向上させてみることを書きました。
どちらかというと、昔からのトレーニング方法であり、いろいろと実績もあることでしょうから、続けられているトレーニングだと考えられます。
ただ、最近は科学的(保健体育的?)な理論も研究されてきていて、まったく逆の発想があることも事実です。
それは”軽いバット”を使うことで、速いスイングスピードを身に付けていくというトレーニングです。
確かに「体で覚える」ということは大事なことです。そのスピードに慣れていないと、使うことは出来ませんからね。
重いバットを振っていれば、スイングスピードは遅くなってしまいます。すると筋肉には、そのスピードに合わせた命令が伝えられるため、遅い動きとなってしまいます。
軽いバットで、速く動かすようになれば、筋肉は速く動くように命令されていくので、結果としてスイングスピードが速くなるということです。
どちらが正しいとか、どちらが間違っているとかはないと考えます。
指導者の考え方もあることでしょうしから。
ただし、一番大事なことは、どのトレーニング方法が自分に一番合っているかということですよね。
全員が同じことをする全体練習と違って、チームで練習していても、意味合い的にはどちらかというと個人練習になりますので、自分自身で考えてみてください。
よく判らない場合は指導者にコーチングしてもらうことです。
ちなみに、我が家にトレーニング専用特殊バットがあります。
このBIGグリップ(赤い方)を持ってスイングをすると、経験したことのない(?)スピードでバットが振れます。
また、ヘッド部分が非常に軽いため、どちらかというとヘッドの重さを意識させることがなくなってしまうため、逆にヘッドの軌道(=バットの振り出し)を意識させる練習にもなるというものです。
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まっくろくろすけ
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