計算どおりにいかないのが人生であり、生命の不思議なところなのでもあると思います。さらに言えば、人の余命など誰にもわからないものだと思います。
以前、厚生労働省は健康寿命に関する延伸目標や課題などを検討する「健康寿命のあり方に関する有識者研究会」の報告書を公表しました。この中で、新たな健康寿命の延伸目標として、「2016年から2040年までに健康寿命を3年以上延伸する」という目標を提案し、具体的に男性75.14年以上、女性77.79年以上となっています。
私個人は特に宗教や神秘的主義的な考えは持っていませんが、そうはいっても人の生命の長さについては、一人ひとりに個別の可能性があると思います。
さて、新型コロナウイルス感染拡大で一時は深刻だったマスク不足ですが、最近は値段は相変わらずやや高めではありますが、いろいろな店頭でも品切れは少なくなりました。ただ、これから♬夏が過ぎ 風あざみ~となり、第2波の可能性やインフルエンザの季節を迎える中で、マスクを買い置きしている方もいると思います。
そのような中で、SNSなどで話題になっているのが、不織布マスクを長期保管した場合のフィルター機能について、「3年ほどしか効果を持続できない」というものです。そもそも、一般的な不織布マスクは、フィルターの網目が細かく、帯電加工を施すことなどによって、ウイルスを捕集する機能を高めています。
また「デマ」の可能性があるものの、どうやら「半分正しい」ことのようです。
日本衛生材料工業連合会(日衛連)では、「加工が不十分であればフィルター機能を失う可能性があるが、使用期限は設定していない。基本的に長期間保管した後に利用しても機能に問題はない。誤報ではないだろうか」とコメントしています。ただし、「耳にかけるゴムの劣化は避けられない」とのことで、劣化したマスクを着用すれば、口や鼻に密着しないため、本来の機能を果たさないとしています。
また、衛生用品大手のユニ・チャームでも、「フィルターの帯電効果は、多少効果が落ちても使えなくなるレベルになるわけではない。人によって保管状況は大きく異なるため、いずれの場合もマスクの状態を確認してからご使用いただきたい」とのことで、「高温多湿な場所や直射日光の当たる場所で保管した場合、品質を維持できない可能性がある。そのための目安として3年を考えていただきたい」とのことだそうです。
(右上にあるのは、「製造管理番号」です)
ごもっともな回答ではあります。
マスクの包装には品質保持期限などは明記されていませんので、記載されている保管方法さえ正しく守っていれば、「マスクの余命」は気にしなくてもよさそうに思えたりします。
人は生活習慣に基づく自己管理、マスクは品質保持に基づく自己管理。どちらも日ごろから意識して大事にすれば、長生き/長持ちするものでしょう。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
また、このたびの豪雨による未曾有の被害が報じられ、お亡くなりになられた方々には心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
どうか一日も早い復興と皆様の日常が1日にでも早く取り戻せますように、心からお祈り申し上げます。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。