プロ野球のキャンプも中盤に差し掛かり、各チームともに実戦形式の練習が増えて来ます。
今日からオープン戦も始まります。
オープン戦と言っても、いきなりの注目カードとなった、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズ。
昨シーズンわずかに勝率2厘の差でホークスが優勝。目の前で胴上げされたバファローズは今年こそと戦力を大補強しました。
今日の試合にはNPB復帰の中島裕之選手やFA移籍の小谷野栄一選手の出場も予定されているようです。
そんな中でプロ野球でも、オープン戦の合間を縫って「練習試合」という言葉が目に付きます。
まず、オープン戦とはNPBが定めた日程で日本プロ野球団の12チームが対戦します。シーズン中よりも安くチケットが販売されますので、チームの興行として行なわれます。
練習試合はNPBが決めたものではなく、チーム間で日程やルールなどを決めるもので、基本観戦は無料になっています。時々、有料の試合もあるにはありますが。
オープン戦は原則公式戦と同じルール。試合が9回打ち切りや指名打者のルールがちょっと異なるくらいで、記録も残ります。練習試合はチーム同士でルールを決めることができるため、かなり自由に選手交代することが出来ます。
例えば交代した選手がまた出場出来たり、バッターが10人いたり。ただし、野手が10人というのは無理でしょう。
そして、3月になると毎日のようにオープン戦があります。
開幕本番まで1ヶ月を切り、各チームとも選手の振り分けの大事な時期になります。先発ピッチャーは長いイニングスで調整したいとともに、ローテーションを逆算しての調整も必要になってきますので、そこを外すわけには行きません。
ですから、先発ローテ当落線上のピッチャーは練習試合やファームのオープン戦で最終試験となるということもあります。または、逆に一軍ローテーション候補のピッチャーがファームで投げるとこともあります。
練習試合と名前が付いているのですが、中身はオープン戦とまったく同じ。
入場料を支払わないで済む練習試合も一見の価値はあります。
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