ドラえもんが元気のないのび太にその理由を尋ねます。
の:このごろなんとなくおもしろくないんだよ。ろくなことないんだもん・・・ぼくは生まれつきついていないんだから
とあきらめ顔で説明します。
ド:そういう考えがよくない!物事を悪く考えすぎるんだ・・・いつも楽しそうにしていたら、ほんとに幸せになれる
と説教し、ポケットからカイロを取り出します。このカイロは胸に当てておくと、楽しくなり、世の中がバラ色に見えてくるという「しあわせカイロ」という道具です。
ドラえもん第10巻第19話:しあわせカイロでにっこにこ
さて、のび太はママから成績が良くないことで説教を受けますが、カイロを使うとにこにこと笑顔になって、より叱られてしまいます。しかし、「ママがほんとにぼくのことを心配してくれるから怒るんだ」と思い、逆にうれしくなってスキップしながら外に出ると、溝に落ちてしまいました。「溝でよかった。川へ落ちていたらおぼれるところだった」と言いながら鼻歌交じりで歩き出します。
広場の近くを歩いていると、ジャイアンの打ったボールが頭に当たってしまいます。気絶して、立ち上がると、「運がよかった、ボーリングのボールなら、死んでるところだった」と、笑顔で感謝します。
ジャイアンやスネ夫に、のび太は、「どんなときでもにこにこゆかいにしている」と話すと、そんなことできないと、スネ夫には蹴られ、ジャイアンにはゲンコツをもらいます。
家に連れ帰り、カイロを外すと、のび太は、「よく覚えていないけれども、楽しいことばかりあったような気がする」と言い、にこにこしていることが良かったと思うようになります。次の日も、にこにこしながら歩いていると、ジャイアンは、「あんな目にあってまだにこにこしている」、スネ夫から「ひょっとしたら、ほんとにえらいやつかも」と言われます。
何だかスッキリとしない出来事が続いてしまっている2022年。
なかなか上手くいかないことが多かったりしますが、自分の気持ちまで落ち込ませてしまったり、何か新しいことにチャレンジすることまでやめてしまったりすることはないと思います。我慢しているときは、今の我慢がいつかの将来のためになると前向きに考えたいです。
常に、にこにこしている必要はありませんが、小さなことでも楽しみを見つけたり、1日の中で自分の好きなことをする時間を作ったりして、楽しそうにしていたいです。
笑顔には自分を幸せにする力があると思います。また、一緒にいる周りの人も幸せにする暖かな力もあると思います(お気楽にヘラヘラしているだけでは、軽くみられちゃいそうですが)。
いつも、にこにこしている方と一緒にいると、こちらまで明るい気持ちになりそうですから、やっぱり楽しそうな人と一緒にいたいと思えますしね。
暑い日が続き、体調を崩しやすいですが、どうぞ、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。