「ジョージ・ウォーカー・ブッシュ(George Walker Bus)」さんは、米国の政治家であり、第43代大統領(2001年1月20日~2009年1月20日)。第41代大統領のジョージ・H・W・ブッシュさんはお父さん(に手て非なる方)。
日本の第13代総理大臣の石破茂第2次内閣が先日発足しましたが、珍しく関係閣僚などによる失言は報道されていません(失言王とも言われるような方々が一線から退いたり、引退した影響もあるのでしょうけど)。
ただ、政治家における発言はそれがたとえ正しいことを言っていても、間違ったことを言っていても、国内外から注目され何かと批判されることは珍しくありません。
特に世界の政治家を見回したとき、ジョージ・W・ブッシュ元大統領ほど、その「迷言」ぶりが報じられた方はいないと言われています(私が言っているのではなく、AFP通信)。
「私は自分が間違っていると思うことをするだけです」
堂々と言っていますが、基本的には単なる言い間違い。これは、2000年の米国大統領選挙において、記者から経済対策について質問された際の回答。
ただし、歴史的にはこれが単なる言い間違いでは片付けられないような、予告めいた迷言となっています。
ブッシュさんは在任中、2度にわたる大型減税と低金利政策を推進。その結果、米国は2003年に約20年ぶりの高成長を達成。一方で、財政赤字が増大し、260万人の失業者を生み出し、「富裕層を優遇し、記録的な財政赤字を生み出したことで貧富の差を拡大させた」と批判されました。
また、同じく大統領選挙期間の取材においては、
「私の知能が低いと思っている人々は、その事実をまだ甘く見ている」
という、これまたすごい迷言。これも言い間違いではありますが、立場のある方が発言すると、妙に説得力がありますし、人民は納得してしまう。
ちなみに、ブッシュさんは名門イエール大を卒業し、ハーバード・ビジネススクールで経営学修士を取得するという、「イエール&ハーバード」という米国で双璧とも言える名門校の出身。ただ、「成績がCでも大統領になれる」と自虐ネタを発すたように成績は・・・。
ブッシュさんと言えば、在任期間中の2001年9月11日に発生した米国同時多発テロ事件を受け、世界的な「テロとの戦い」を発表。このとき、米国国民の支持率は同時多発テロ事件後、歴代大統領のなかで最高値である91%を記録。そして、アフガニスタンへ侵攻し、タリバン政権を打倒してアルカイダを壊滅させ、ウサマ・ビン・ラディンをデッド・オア・アライブとして逮捕あるいは殺害することを命令。
2003年3月にはイラクの武装解除および民主化とイラク国民の独裁者からの解放などを掲げてイラク戦争に臨み、独裁者であるサダム・フセイン政権の打倒・排除に成功。
イラク戦争の最中の2004年米国大統領選挙に再選。
しかし再選後の国内の支持率は米国同時多発テロ後の91%から、2008年2月20日には記録に残るなかで最も低い現職大統領支持率となる19%に低下。
しかし、2009年1月20日に退任したあとの好感度は上昇しており、2009年1月の退任時には33%だった好感度が2018年1月には61%にまで上昇。
さてさて、2024年大統領選挙期間中からロシアのウクライナ侵攻について、「私が大統領なら24時間以内に戦争を終わらせる」と繰り返し発言してきたドナルド・トランプさん。
現在のジョー・バイデン大統領の下では議会で可決された支援のうち、約60億ドル(約9117億円)以上が未実行だとされ、政権としては任期が終わる2025年1月までに実施する考えを示している。
しかし、方針転換や前言を翻すことなど、「そんなの関係ねえ」という考えもあるトランプさん。新政権発足後はどうなるのか。
トランプさんの言動がカギを握っていることは間違いありません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
日本の第13代総理大臣の石破茂第2次内閣が先日発足しましたが、珍しく関係閣僚などによる失言は報道されていません(失言王とも言われるような方々が一線から退いたり、引退した影響もあるのでしょうけど)。
ただ、政治家における発言はそれがたとえ正しいことを言っていても、間違ったことを言っていても、国内外から注目され何かと批判されることは珍しくありません。
特に世界の政治家を見回したとき、ジョージ・W・ブッシュ元大統領ほど、その「迷言」ぶりが報じられた方はいないと言われています(私が言っているのではなく、AFP通信)。
「私は自分が間違っていると思うことをするだけです」
堂々と言っていますが、基本的には単なる言い間違い。これは、2000年の米国大統領選挙において、記者から経済対策について質問された際の回答。
ただし、歴史的にはこれが単なる言い間違いでは片付けられないような、予告めいた迷言となっています。
ブッシュさんは在任中、2度にわたる大型減税と低金利政策を推進。その結果、米国は2003年に約20年ぶりの高成長を達成。一方で、財政赤字が増大し、260万人の失業者を生み出し、「富裕層を優遇し、記録的な財政赤字を生み出したことで貧富の差を拡大させた」と批判されました。
また、同じく大統領選挙期間の取材においては、
「私の知能が低いと思っている人々は、その事実をまだ甘く見ている」
という、これまたすごい迷言。これも言い間違いではありますが、立場のある方が発言すると、妙に説得力がありますし、人民は納得してしまう。
ちなみに、ブッシュさんは名門イエール大を卒業し、ハーバード・ビジネススクールで経営学修士を取得するという、「イエール&ハーバード」という米国で双璧とも言える名門校の出身。ただ、「成績がCでも大統領になれる」と自虐ネタを発すたように成績は・・・。
ブッシュさんと言えば、在任期間中の2001年9月11日に発生した米国同時多発テロ事件を受け、世界的な「テロとの戦い」を発表。このとき、米国国民の支持率は同時多発テロ事件後、歴代大統領のなかで最高値である91%を記録。そして、アフガニスタンへ侵攻し、タリバン政権を打倒してアルカイダを壊滅させ、ウサマ・ビン・ラディンをデッド・オア・アライブとして逮捕あるいは殺害することを命令。
2003年3月にはイラクの武装解除および民主化とイラク国民の独裁者からの解放などを掲げてイラク戦争に臨み、独裁者であるサダム・フセイン政権の打倒・排除に成功。
イラク戦争の最中の2004年米国大統領選挙に再選。
しかし再選後の国内の支持率は米国同時多発テロ後の91%から、2008年2月20日には記録に残るなかで最も低い現職大統領支持率となる19%に低下。
しかし、2009年1月20日に退任したあとの好感度は上昇しており、2009年1月の退任時には33%だった好感度が2018年1月には61%にまで上昇。
さてさて、2024年大統領選挙期間中からロシアのウクライナ侵攻について、「私が大統領なら24時間以内に戦争を終わらせる」と繰り返し発言してきたドナルド・トランプさん。
現在のジョー・バイデン大統領の下では議会で可決された支援のうち、約60億ドル(約9117億円)以上が未実行だとされ、政権としては任期が終わる2025年1月までに実施する考えを示している。
しかし、方針転換や前言を翻すことなど、「そんなの関係ねえ」という考えもあるトランプさん。新政権発足後はどうなるのか。
トランプさんの言動がカギを握っていることは間違いありません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。