ウルトラマンシリーズでは主人公だけではなく、敵方には魅力的な怪獣や宇宙人が登場します。
そのなかでも、有名な怪獣・宇宙人は「バルタン星人」だと思います。みなさんのなかにも、両手をチョキにして上下しながら「フォッフォッフォッフォッ・・・」とマネしたことがある方もいらっしゃると思います。ウルトラマンシリーズでは、倒されても倒されても挑み続ける不屈のチャレンジ精神(?)を見せています。
1966年に放送された初代「ウルトラマン」では、第2話「侵略者を撃て」、2代目として再登場した第16話「科特隊宇宙へ」、3代目として第33話「禁じられた言葉」と3回も出演しており、以降のシリーズでも出演していました。ほとんどが一発屋さんとしての出演に対して、最多3回出演ですから、記憶にも残ると思いますが、なかには一発屋でも充分な爪痕を残した怪獣・宇宙人もたくさんいます。
宇宙恐竜ゼットン / ウルトラマン 第39話「さらばウルトラマン」
なんと、圧倒的な力でウルトラマンを倒した歴代最強のお方。子ども心に「1兆度の炎」というのが、よくわからなかったのですが、何しろすごいものです。
ロボット怪獣 クレージーゴン / ウルトラセブン 第38話「勇気ある戦い」
鉄資源不足に悩むバンダ星人が、鉄の強奪のために作ったロボット。渋滞の道路に現れ、右腕の大きなハサミで自動車を器用につまみ上げて、お腹のシャッター入れていく姿はシュールです。
宇宙ロボット キングジョー / ウルトラセブン 第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」、第15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」
ペダン星人が開発したロボット。頭、胸、腹、足の4機の宇宙船に分離・合体する。タンカーを振り回してウルトラセブンを張り倒したりしました。ロボットの割には身体が柔軟です。
オイル怪獣 タッコング / 帰ってきたウルトラマン 第1話「怪獣総進撃」、第2話「タッコング大逆襲」
名前のとおりのタコの怪獣。タコのような吸盤が付いたまん丸であり、8本の触腕は持っていません。たび重なる異常気象や地殻変動の影響で目覚めた怪獣。その後、別シリーズにもたびたび出演しているので、案外、人気もの?。
と、いろいろと思い出すのも大変なのですが(無理に思い出す必要もないのですけど)、メトロン星人でしょうか。
幻覚宇宙人 メトロン星人 / ウルトラセブン 第8話「狙われた街」
地球侵略をたくらむメトロン星人は、地球人が互いに信頼して社会を成り立たせていることに目をつけ、他人が敵に見える幻覚作用を持つタバコが入った自動販売機を置き、人類から信頼関係を奪おうと画策する。しかし、主人公のモロボシ・ダンにアジトのアパートを突き止められ、夕日の差し込む部屋でちゃぶ台を挟んで対談(?)するというシーンは、日常的で登場する2人が非日常というシュールな場面が印象的です。
どちらかといいますと、ウルトラセブンに出演する宇宙人はよくしゃべりますし、なんか妙に人間っぽい雰囲気を感じるのです。
メトロン星人が登場した「狙われた街」の話は、ウルトラセブンがメトロン星人を倒したあと、こんなナレーションが流れます。
「このお話は遠い遠い未来の物語なのです。われわれ人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから」
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。