「ジェネリック(generic)」」とは、
1:一般的であること。共通していること
2:(商標名ではなく)一般名。総称
3:新薬の特許期間の切れたあとに、他社が製造する新薬と同一成分の薬。効能、用法、用量も新薬と同じ。開発費がかからないため価格が安い。ジェネリック医薬品。後発医薬品。後発薬。ゾロ薬。ゾロ新
英語で「一般的な」という意味です。
欧米では、お医者さんがお薬を処方する際に、商品名ではなく、「一般名(generic name)」を記載することが多く、後発医薬品を「generics:ジェネリック医薬品」と呼んでいます。それが世界共通の呼称となり、日本でも「ジェネリック医薬品」と呼ぶようになり、病院でお世話になっている方ではよく耳にすることがあると思います。
私が直接処方された薬ではありませんが、お医者さんが「ジェネリック薬でもいいか?」と聞いてくる場合と、薬局で「ジェネリック薬にできますが?」と聞いてくる場合があります。
新型コロナウイルスの薬なんかは、保険適用で3割負担だとしても約1万5000円~3万円くらいの薬代がかかっています。新型コロナウイルスの薬は開発されたばかりですので、特許期間が切れるのはまだはるか先。ですからまだ、ジェネリック薬は登場しませんが、ほかのジェネリック薬は新薬の特許期間が切れていますので(約80%にジェネリック薬があるとのこと)、効果がほぼ同じであれば多少は安くなるのでお財布には優しい。
ただ、なかにはジェネリック薬が身体に合わない方もいらっしゃる場合もあるので(製造工程、原材料がすべて同じではないため)、くわしくはお医者さんや薬剤師さんに相談した方がいいでしょう。
さて、国は増え続ける医療費を少しでも減らすため、先行品より安いジェネリック医薬品をできるだけ多くの人に利用してもらうよう、薬局に働きかけているそうです。
2024年10月から医療上の妥当性がない場合、先発品の自己負担費用が増えることになっています。これは厚生労働省が2024年3月に発出した「長期収載品の処方等又は調剤について」という通知にて、「同じ成分、効能効果で価格の安い後発品を使用できるにもかかわらず、あえて高額な長期収載品(先発品)を選択する患者には、特別負担(価格差の約25%が保険の適用外になる)をしてもらう」ということが明確にされています。
ただし、お医者さんの指示で先発品指定がある場合、供給が不足している場合などは対象外になるらしいです(くわしくはお医者さん、薬剤師さんに確認してください)。
なお、意外と知られていないのが、「オーソライズド・ジェネリック(AG)」というもの。これは原材料や製造法も先発品と同じジェネリック薬で、採用している薬局さんも多く、知らずに処方されている場合がほとんどだそうです。
まあ、あまり医療費を節約するのは健康管理上のリスクもありますが、「ジェネリック薬を選択する」以外にも、「お薬手帳を持参」「マイナンバーカードを健康保険証として利用」「調剤技術料(調剤基本料)が低い薬局」「複数の処方箋をまとめて出す」ということで多少は節約できるそう。
ちなみに、薬局は形態や規模など種類の違いにより、同じ処方薬でも受け取る際に支払う金額が異なるそうです(「調剤技術料(調剤基本料)」が低い薬局のこと)。
種類は病院などのすぐ近くや医療モールの中にある「門前薬局」、大規模な病院と同じ敷地内にあり、病院とは別の事業者が運営している「敷地内薬局」、病院などの外にでることなく薬を受け取ることができる「院内薬局」など。
具体的にどのくらいの差があるのかは試したことがありませんのでわかりません、悪しからず。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
1:一般的であること。共通していること
2:(商標名ではなく)一般名。総称
3:新薬の特許期間の切れたあとに、他社が製造する新薬と同一成分の薬。効能、用法、用量も新薬と同じ。開発費がかからないため価格が安い。ジェネリック医薬品。後発医薬品。後発薬。ゾロ薬。ゾロ新
英語で「一般的な」という意味です。
欧米では、お医者さんがお薬を処方する際に、商品名ではなく、「一般名(generic name)」を記載することが多く、後発医薬品を「generics:ジェネリック医薬品」と呼んでいます。それが世界共通の呼称となり、日本でも「ジェネリック医薬品」と呼ぶようになり、病院でお世話になっている方ではよく耳にすることがあると思います。
私が直接処方された薬ではありませんが、お医者さんが「ジェネリック薬でもいいか?」と聞いてくる場合と、薬局で「ジェネリック薬にできますが?」と聞いてくる場合があります。
新型コロナウイルスの薬なんかは、保険適用で3割負担だとしても約1万5000円~3万円くらいの薬代がかかっています。新型コロナウイルスの薬は開発されたばかりですので、特許期間が切れるのはまだはるか先。ですからまだ、ジェネリック薬は登場しませんが、ほかのジェネリック薬は新薬の特許期間が切れていますので(約80%にジェネリック薬があるとのこと)、効果がほぼ同じであれば多少は安くなるのでお財布には優しい。
ただ、なかにはジェネリック薬が身体に合わない方もいらっしゃる場合もあるので(製造工程、原材料がすべて同じではないため)、くわしくはお医者さんや薬剤師さんに相談した方がいいでしょう。
さて、国は増え続ける医療費を少しでも減らすため、先行品より安いジェネリック医薬品をできるだけ多くの人に利用してもらうよう、薬局に働きかけているそうです。
2024年10月から医療上の妥当性がない場合、先発品の自己負担費用が増えることになっています。これは厚生労働省が2024年3月に発出した「長期収載品の処方等又は調剤について」という通知にて、「同じ成分、効能効果で価格の安い後発品を使用できるにもかかわらず、あえて高額な長期収載品(先発品)を選択する患者には、特別負担(価格差の約25%が保険の適用外になる)をしてもらう」ということが明確にされています。
ただし、お医者さんの指示で先発品指定がある場合、供給が不足している場合などは対象外になるらしいです(くわしくはお医者さん、薬剤師さんに確認してください)。
なお、意外と知られていないのが、「オーソライズド・ジェネリック(AG)」というもの。これは原材料や製造法も先発品と同じジェネリック薬で、採用している薬局さんも多く、知らずに処方されている場合がほとんどだそうです。
まあ、あまり医療費を節約するのは健康管理上のリスクもありますが、「ジェネリック薬を選択する」以外にも、「お薬手帳を持参」「マイナンバーカードを健康保険証として利用」「調剤技術料(調剤基本料)が低い薬局」「複数の処方箋をまとめて出す」ということで多少は節約できるそう。
ちなみに、薬局は形態や規模など種類の違いにより、同じ処方薬でも受け取る際に支払う金額が異なるそうです(「調剤技術料(調剤基本料)」が低い薬局のこと)。
種類は病院などのすぐ近くや医療モールの中にある「門前薬局」、大規模な病院と同じ敷地内にあり、病院とは別の事業者が運営している「敷地内薬局」、病院などの外にでることなく薬を受け取ることができる「院内薬局」など。
具体的にどのくらいの差があるのかは試したことがありませんのでわかりません、悪しからず。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。