「オクラ」はよくスーパーでも見かけますが、「花オクラ」というのは初めてみました。
先日、というよりも8月のとある日ですが、 「道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里(長野県安曇野市)」の「旬の味ほりがね物産センター」で見かけました。どうやら、食べられるものらしいので、これは「漢の挑戦シリーズ」の原点「世の中の変わったものを食べてみよう」をやってみなければなりません。
「生のままきざんで」と書かれていましたので、そのままとして、花オクラの隣にあった地元産のオクラとともにいただきました。
「味はありません」とのことで、確かに味はありません。ただ、オクラと一緒に混ぜますと、よ~く粘ります。いつもよりも、よ~く粘っています。彩りもいいですよね。
さて、オクラは「アオイ科トロロアオイ属」の植物です。花は中心が濃いワインレッドで、レモンイエローの大きく美しい花びらですが1日花のため、朝に開花しても夕方にはしぼんでしまうそうです。その美しさから当初は観賞用として輸入されていましたが、現在では若いさやを食用にしています。花も食べられるそうです。
一方、花オクラは、オクラと同じアオイ科でトロロアオイ属の植物で、オクラの花に似た花を咲かせるのですが、オクラとは似て非なるものだそうです。オクラの花と同じようなレモンイエローの美しい花を咲かせますが、オクラとの違いは、オクラよりも大きな花を咲かせることと、オクラのような、さやはできず、硬く短い実がなりますが食用には適していないとのことです。花オクラも1日花になります。
ちなみに、オクラはアフリカ北東部が原産地であり、花オクラは中国が原産地とのことです。
なお、オクラの花言葉は「恋の病」や「恋で身が細る」。大きなオクラの花がほっそりとしたさやになる様子からつけられたとされています。花オクラの花言葉は「知られぬ恋」や「恋によって身が細る」です。知られぬ恋という花言葉は、花オクラの大きくて美しい花が1日でしぼむことが由来とされています。恋によって身が細るはオクラと同じ由来です。
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