「秋桜」は、1977年10月にリリースされた山口百恵さんの19枚目のシングル楽曲です。嫁ぐ女性の心境や情景を歌った、バラードナンバーで、作詞作曲は、さだまさしさんです。
1973年4月にデビューした山口百恵さんは、森昌子さんと桜田淳子さんの3人で「花の中三トリオ」と呼ばれ、出演した映画「としごろ」と、同名タイトルのナンバーで歌手デビューしました。
その後、1974年6月にリリースした5枚目のシングル曲の「ひと夏の経験」が大ヒットし、1976年6月「横須賀ストーリー」、1977年7月「イミテーション・ゴールド」、1978年5月「プレイバックPart2」などをリリース。同時に、映画やTVドラマにも出演し、女優としても活躍していました。
しかし、1979年に婚約と引退を発表し、1980年に引退。以降はメディアの前には公式に姿を出すことはなく、芸能界での活動は約7年という短い期間であることからも、伝説ともいえるような存在だったと思います。
さてさて、「秋桜」ですが、現在では「コスモス」という読み方をしますが、この楽曲がヒットする1977年以前は「あきざくら」と呼ぶのが一般的でした。しかし、大ヒットを遂げたことで世間的な認識も「秋桜」=「コスモス」という読み方で定着しました。
ただ、さださんが楽曲を仕上げたときの当初タイトルは、歌詞にも出てくる「小春日和」でした。しかし、楽曲を聴いたプロデューサーが、「秋桜(あきざくら)」というタイトルを打診し、また、当時、社会的にも流行になった、漢字を別の読み方をする、たとえば、「運命」=「さだめ」や「本気」=「マジ」のように、「秋桜」=「コスモス」へと変更されました。
♬ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます 私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの
子どもでいさせてください
秋の日の、暖かい日差しぴったりな優しくて、心穏やかな楽曲です。
ちなみに、山口百恵さんは全部で33枚のシングル曲をリリースしていますが、引退時にマイクを置いた有名な「さよならの向こう側」は、1980年8月にリリースされた31枚目です。
また、どうでもいい話ですが、私が好きな楽曲は、1975年12月リリースの11枚目シングル「白い約束」と、1978年11月リリースの24枚目シングル「いい日旅立ち」です。
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