10年に一度の寒波

昔、TV CMで「-40℃の世界ではバナナで釘が打てます」というのがありました。先日、北海道で-27.2℃を記録したときにも、TVニュースでバナナや豆腐で釘を打っていたり、濡れたタオルを振り回してカチカチに凍る様子を話題にしていたりしてました。

信州でも上田市菅平（ラグビーの夏合宿などで有名なところ）では2012年2月19日に-29.2℃を記録しています。今と違って暖房や住宅の気密度が違った時代には実家のあったところでは「家のなかのコップの水が凍る」なんてことも聞きました。

今回の大寒波は「10年に一度」と言われていますが、さすがに-30℃という世界は我が家の周辺ではなさそうですが、私の「死ぬまでにやりたいリスト」には入っていませんが、「一生に一度はバナナか豆腐で釘を打ってみたい」のですが、食べものを粗末にするとバチが当たりますので、とは言っても、タオルについては過去に何回かやったことがありましてネタバラシをしてしまいますと、-4℃くらいでも、「いつもより多く振り回しています」という状態でしたらしっかりと凍ります。

（2023年1月15日の朝の気温です。25日の朝は-10℃予報ですので、同じと言うことは、それほど寒くない？？？）

このときに注意することは3つだけ（個人の感想）。
･濡らしたタオルは水分多めに軽く絞る
･よって、振り回すと最初は水が飛ぶので、周りに人がいないこと

そして、一番大事なことは次のことです。
･不審者に間違えられないこと

そもそも、夜中というか寒い夜明け方にタオルをひたすら振り回している人なんて、そうそう見かけることはありませんから。

さて、全国ニュースなどでは「今季最強寒波」「10年に一度の寒波」が、日本列島に襲来といったことが伝えられています。特に「西日本」では「史上最強の寒波」とも言われているようです。

この西日本ですが、地質学では東日本との境目を「糸魚川-静岡構造線」だとしています。糸魚川-静岡構造線は、新潟県糸魚川市から松本盆地･甲府盆地の西をとおって静岡県静岡市付近へつながる本州の中央部をほぼ南北に走る大断層です。この断層を境に地層が違います。

我が家はそのほぼ真上にありますので、西日本とも言えますし、東日本とも言えますが、「中立地帯」でしょうね（生活圏としては東日本です）。

気象用語では、
東日本：関東甲信、北陸、東海
西日本：近畿、中国、四国、九州北部、九州南部
となっており、北海道と東北地方は「北日本」と呼ばれています。

ほかにも、電気の周波数によってわける（新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県は富士川あたりより東が50Hz、ほかは60Hz）こともあるようです。

さてさて、2016年1月24日にも記録的な寒さを記録していますが、このときは沖縄県でもみぞれが降ったとして大きな話題となりました。

何はともあれ、強烈な寒波で日常生活に大きな影響が出る可能性もあります。「備えあれば患いなし」とも言いますので最新情報を確認して、健康、安全には充分に注意した方がいいと思います。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。