2023年1月〜2月にかけて、5万年ぶりに「C/2022 E3(ZTF)」という彗星が地球に接近します。NASAジェット推進研究所によりますと、このZTF彗星は2月2日に地球に約4250万kmまで接近するそうです。また、「現在の明るさのままで進むのなら双眼鏡で観察でき、暗い夜空であれば肉眼で見える可能性もある」と伝えています。
5万年前にはまだ私は生きていなかったはずですから、初めて肉眼でも見ることのできる彗星です。だから、もっとニュースになってもいいとは思うのですが。
有名なハレー彗星は約75年周期(次回は2061年夏ころ)ですので、上手いこと生きていれば人生で2度見ることができますが、ZTF彗星は今回のチャンスを逃すと、おそらく一生見ることができそうもないのですから。
国立天文台によると、日本でもすでに夜明け前の東の空で見えており、暗い空では双眼鏡で観測できる明るさになっているそうです。
5万年前にはまだ私は生きていなかったはずですから、初めて肉眼でも見ることのできる彗星です。だから、もっとニュースになってもいいとは思うのですが。
有名なハレー彗星は約75年周期(次回は2061年夏ころ)ですので、上手いこと生きていれば人生で2度見ることができますが、ZTF彗星は今回のチャンスを逃すと、おそらく一生見ることができそうもないのですから。
国立天文台によると、日本でもすでに夜明け前の東の空で見えており、暗い空では双眼鏡で観測できる明るさになっているそうです。
ただ、信州の夜明け前の東の空にはどこにあるのかすらわかりませんけど・・・。
また、今後は夜中の北の空へと移動していき、2月になると夕方の北〜北西の空でも見えるようになるそうです。さらに2月11日ころには、夕方〜夜の空で火星に近づく姿が観測できるといいます。
ただ、肉眼で見えると言っても、国立天文台は「ぼんやりと見えるくらいのギリギリの明るさで、はっきりと認識するのは難しいため、双眼鏡を使っての観測をお勧めします」ということのようです。また、米国惑星協会は、「望遠鏡なしでは、明るい天体というよりかすかに緑がかった空の汚れのように見える可能性が高い」とのことです。
彗星は約80%が氷で、そのほかに二酸化炭素、一酸化炭素などのガスや塵からできている小さな天体で、表面に砂がついていることから、「汚れた雪だるま」とも言われます。
それが太陽に近づくと彗星本体(核)の表面が少しずつ融けていき、そのときの氷の蒸発によって表面からガスと塵が放出され、ぼんやりとした淡い光に包まれるように輝いて見えるようになります。さらに、放出されたガスと塵がほうきのように見える「尾」を作るのだそうです。
そもそもが、氷の塊ですので、途中で崩壊するなどの可能性もあるそうです。
実際に2020年5月末、太陽に大接近して、目で見えるくらい明るくなることが期待されていた「アトラス彗星(C/2019 Y4)」が、3月末に中心部が崩壊してしまっています。
それでも、崩壊しなければ5万年かけて太陽を周回しているZTF彗星を直接観察できる一生に一度のチャンスになるでしょう。
さて、約5万年前に地球にいた人類はどちらさまかと言うと、どうやら次の方々がいたことが、最近の研究でわかってきたそうです。
■ホモ・サピエンス(新人)
約30万~20万年前にアフリカで誕生し、世界各地に広がる。約4万5千~1万5千年前に欧州や北アフリカに分布していたグループは「クロマニョン人」と呼ばれる。洞窟に壁画を描くなど芸術活動を行っていた。
ただ、肉眼で見えると言っても、国立天文台は「ぼんやりと見えるくらいのギリギリの明るさで、はっきりと認識するのは難しいため、双眼鏡を使っての観測をお勧めします」ということのようです。また、米国惑星協会は、「望遠鏡なしでは、明るい天体というよりかすかに緑がかった空の汚れのように見える可能性が高い」とのことです。
彗星は約80%が氷で、そのほかに二酸化炭素、一酸化炭素などのガスや塵からできている小さな天体で、表面に砂がついていることから、「汚れた雪だるま」とも言われます。
それが太陽に近づくと彗星本体(核)の表面が少しずつ融けていき、そのときの氷の蒸発によって表面からガスと塵が放出され、ぼんやりとした淡い光に包まれるように輝いて見えるようになります。さらに、放出されたガスと塵がほうきのように見える「尾」を作るのだそうです。
そもそもが、氷の塊ですので、途中で崩壊するなどの可能性もあるそうです。
実際に2020年5月末、太陽に大接近して、目で見えるくらい明るくなることが期待されていた「アトラス彗星(C/2019 Y4)」が、3月末に中心部が崩壊してしまっています。
それでも、崩壊しなければ5万年かけて太陽を周回しているZTF彗星を直接観察できる一生に一度のチャンスになるでしょう。
さて、約5万年前に地球にいた人類はどちらさまかと言うと、どうやら次の方々がいたことが、最近の研究でわかってきたそうです。
■ホモ・サピエンス(新人)
約30万~20万年前にアフリカで誕生し、世界各地に広がる。約4万5千~1万5千年前に欧州や北アフリカに分布していたグループは「クロマニョン人」と呼ばれる。洞窟に壁画を描くなど芸術活動を行っていた。
■ネアンデルタール人
約30万年前から数万年前まで欧州や西アジアにいたらしい。石器や火を使っていたが、言葉を使う能力などが、ホモ・サピエンスより劣っていたと考えられている。2万年前までには絶滅。ホモ・サピエンスと結婚し、子どもを残すこともあった。
約30万年前から数万年前まで欧州や西アジアにいたらしい。石器や火を使っていたが、言葉を使う能力などが、ホモ・サピエンスより劣っていたと考えられている。2万年前までには絶滅。ホモ・サピエンスと結婚し、子どもを残すこともあった。
■フローレス原人
フローレス島(インドネシア)の約10万~6万年前の地層から骨の化石が発掘された。身長約1mの小型の人類。孤島に定着すると動物は小型化する傾向がある。フローレス原人もその一例ではないかと考えられている。
フローレス島(インドネシア)の約10万~6万年前の地層から骨の化石が発掘された。身長約1mの小型の人類。孤島に定着すると動物は小型化する傾向がある。フローレス原人もその一例ではないかと考えられている。
■デニソワ人
ロシア南部のデニソワ洞窟の4万8千~3万年前の地層から、子どもの小指の骨と大人の歯の化石が発掘された。DNA分析した結果、ホモ・サピエンスやネアンデルタール人とは異なる未知の人類とわかったとのこと。
なお、現在、地球にいる人類はすべてホモ・サピエンス。多分、私もホモ・サピエンス。
ロシア南部のデニソワ洞窟の4万8千~3万年前の地層から、子どもの小指の骨と大人の歯の化石が発掘された。DNA分析した結果、ホモ・サピエンスやネアンデルタール人とは異なる未知の人類とわかったとのこと。
なお、現在、地球にいる人類はすべてホモ・サピエンス。多分、私もホモ・サピエンス。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。