田中達也さんの「MINIATURE LIFE展 田中達也見立ての世界」が、8月25日まで山形村のアイシティで開催されていましたので、行ってきました。
結論から申し上げますと、「このうえなく、面白かった」です。
大人でも、これだけの遊び心ある発想に驚かされたくらいですから、会場に訪れた子どもたちは、さらに面白かったのだと思います。朝一番の開場時にはすでに数人の行列があり、一とおり作品を見て回ったときには、会場は大勢の人が詰めかけ、入り口にはさらに行列となっていました。
2011年から「MINIATURE CALENDAR」として田中さん自身のSNSで日めくりカレンダーのように毎日投稿したのが話題となり、インスタグラムのフォロワーは190万人を超えているそうです(2019年2月)。また、中国や台湾などアジアでも人気が高く、個展を開催すれば12万人近くが来場し、現地メディアからは「小型(ミニチュア)の神」と賞賛されています。
田中さんは自身の職業を「見立て作家」と呼び、実際に私たちが普段目にしているものを何かに「見立てる」というものです。
タイトル:吸水性の良い土地 / Oasis
タイトル:チャーフィン / The Perfect Wave
まだまだ、他に多くの作品が展示されていました。
「こうでなければならない」というような固定概念に凝り固まってしまった、私たち大人も、どこまでも柔軟で型にはまらない思考を持った方がいいのではないかと、思えたほどです。
近くで田中さんの個展があれば、是非とも観に行った方がいいです。おススメです。