「桜」は、2005年11月2日にリリースされたコブクロの12枚目のシングル楽曲です。作詞・作曲はコブクロの小渕健太郎さんと黒田俊介さんです。
しかし、この楽曲は2005年が初めての発表ではなく、2人がインディーズ時代に路上ライブで活動していた2000年にリリースした「Root of my mind」の収録されていた楽曲です。当時、毎週土曜の午後8時から、大阪・天王寺駅前の路上で路上ライブを行い、傍らにはカセットに録音した自分達のテープを3曲入り500円で売っており、そのテープに「桜」が入っていたそうです。
以前、何かでこの楽曲の話を聞いた記憶がありますが、「桜」というタイトルがついてはいますが、一般的な「桜ソング」というのは冬が終るころにリリースされるのに、晩秋の11月という季節外れにリリースされており、実際は冬から春にかけてを唄ったものです。
それだけに、暖かな春を迎えていくような、前向きな気持ちにさせてくれます。
また、「桜」というタイトルにも関わらず、「桜」以外の花のことも唄われています。
だから、聴く人、聴く時期、聴く場所、そして、この楽曲を聴くときの心情によって、いろいろな捉え方が出来る楽曲だと思います。
冬の寒さの厳しさ、その冬を乗り越えて花を咲かせる桜。そして、桜の散りゆく様を、自分の不安や困難を乗り越えて、思い出へと変えていく前向きな心境に重ね合わせることができる楽曲だと思います。
♬人はみな 心の岸辺に 手放したくない花がある
それはたくましい花じゃなく 儚く揺れる 一輪花
花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる
嵐 吹く 風に打たれても やまない雨は無いはずと
生きていく強さ。
どんなに強い雨や強い風に打たれても、じっと耐え忍び、雨が上がり、幸せが訪れるときが来るまで・・・。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。