ハイ-テク【high-tech】 Hight technologyの略。最先端技術。
受験シーズンも佳境です。
勉強時もテスト時にも欠かせないのは鉛筆。今ではシャープペンシル(略してシャープペン)を使用している学生がほとんどでしょう。
シャープペンシルの発明は意外と古く、原型は1791年に沈没したHMSパンドラから見つかっているそうです。
1822年にイギリスのサンプソン・モーダンさん(Sampson Mordan)がシャープペンシルを発明し、特許出願され、1837年ころにエバーシャープ・ペンシル(Eversharp Pencil)名で米国で商標申請が出されています。
その後、スラボリューブ・ペンカーラさん(S.E.Penkala)が1906年にオートマチックペンシルと名づけたシャープペンシルを発明し、1907年には世界初の固体インクの万年筆を発明し、シャープペンシルの父の一人と考えられているとのことです。
日本では1915年に早川金属工業(現在のシャープ)の創業者である早川徳次さんが、「早川式繰出鉛筆」として特許を取得し、翌年に「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」と改名したそうです。
1960年、大日本文具(現在のぺんてる)がハイポリマー芯を開発し、折れにくくなることで実用的な筆記具となり、1980年にゼブラが1本100円の製品を発売して、一気に市民権を得ました。
このシャープペンシル。便利で芯が折れにくくなったと言われていますが、それでもまだ折れます。時には芯が詰まったりしちゃいます。
勉強している時はまだしも、テスト時に折れたり、詰まったりすると時間との勝負の間に無駄な作業が発生します。
集中力は途切れたり、イライラもしちゃいますよね。
1本100円のローテク・シャープペンシルに多くを望むのは酷なのかも知れません。
ところが、今、このシャープペンシル業界でクルトガ(三菱鉛筆)xデルガード(ゼブラ)xオレンズ(ぺんてる)のハイテク戦争が起こっていると言うのです。
元祖ハイテクシャープペンのクルトガ(三菱鉛筆)は1画書くごとに、芯が少しずつ回転し、常に先っぽが尖った状態に保たれつつ、折れにくくしたもので、高校生の認知度は100%。所有率は70%に達するというものです。
デルガードは「どれだけ力を入れても芯が折れない」、オレンズは「0.2ミリの極細芯ながら芯が折れにくい」とうもの。
約500円というちょっと高価なシャープペンですが、受験の必勝文具として必需品かも知れません。
野球でバットにこだわりを持つように、受験用として勝負シャープペンシルにこだわってみてはどうでしょうか。
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まっくろくろすけ
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