野球小僧

「10年に一度レベル」がまたくる

「10年に一度の大雪・低温」として、気象庁が早期天候情報「大雪:2月17日頃〜長野北部、群馬北部、北陸、岐阜山間部 、低温:北陸、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄と発表。


あれ?1月にも「10年に一度」というニュースがあり各地で大雪になり、あの「御神渡り」が近年発生しない諏訪でも一時的に全面結氷したくらいの低温でしたのに。

いったい、「10年に一度」のフレーズ、10年どころか、毎年、いいえ毎月のように言われています。

と言う「10年に一度レベル」の情報源は気象庁。その気象庁が発表する「早期天候情報」。

早期天候情報は対象となる地域・時期として、「10年に一度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかけるもの」です。

「早期天候情報」とは、その「時期」としては10年に一度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、注意を呼びかける情報。

原則、月曜日と木曜日の午後2時半ごろに、「関東甲信」「東海」「近畿」といった地方ごとに、6日先~14日先までの期間で5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表。

「かなり高い」「かなり低い」の判断基準は、過去30年間のデータ。1991年~2020年の30年間の値のうち、11番目から20番目までの範囲を「平年並」として、「高い」「低い」を判断。さらに高い方から10%を「かなり高い」、低い方から10%を「かなり低い」としています。早期天候情報は、この10%の中に入る確率がいつもよりも高まっている場合に発表されるのです。

そして、10%という数字は確率的には10回に1回ですから、10年に1度程度となるのです。

ただ、これは長期的に見た確率ですから、「その時期」として連続で起きることもあれば、本当に10年に一度しか起きないこともあります。

さらにニュースなどの見出しではあまり細かい説明をしませんので。

「10年に一度レベル」と聞くと、大げさかも知れませんが、できる準備をしておくことですね。

なお、気象庁と国土交通省が同席する記者会見にもご注意を。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
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