2012年ロンドンオリンピック アジア最終予選のシリア戦で日本代表が負けてしまいました。
ケガで清武選手を欠き、大津選手を招集できず、試合の序盤で山崎選手が負傷退場し・・・
前半から攻められっぱなしの感じで、ボールの支配率はほとんどシリア。
どのような戦術で臨んだのかは判りませんが、ロングボールで相手の裏を攻めるような感じも見せますが、パスの精度もそれほどよくなく、相手にカットされたり、中盤でルーズボールを取られたりしっぱなしでしたね。
ピッチの状態のこともあったり、アウェイの試合だったということもあったと思いますが、守りの姿勢と気持ちが強く出過ぎてしまったように感じられました。もっと、最初から攻撃的な姿勢でもよかったように考えます。
最初から気持ちが”守り”に入ってしまっていると、なかなか攻めのリズムへと上手く転換することができません。
これは野球でも同じことが言えます。
同じ守りでも”攻撃的な守り”を見せないといけないと考えます。
アジア予選は”日本が強い”ということもあり、どちらかと相手チームは”引いた”試合が多く、日本が得点することは難しい試合が多いです。だからこそ、もっと攻撃的に行って欲しかったのですが。
どちらかというと勝てる試合を落としたというよりも負けてもおかしくない試合が、そのまま結果として表れたという感じです。
これがアジア予選の難しさなのでしょうか。
昨日負けたことで、予選突破は非常に難しい状況になったことには間違いないです。
最終予選では、もう直接対決がなく、見えない敵と戦うことになり、よりプレッシャーは高まり、厳しい試合が続いていくことになります。
どうも日本というチームは、相手に合わせた試合を進めることが多いように感じます。
相手に合わせることはせずに、自分の試合で進めることをしていく必要があると考えます。
どんな条件であろうとも、自分たちのサッカーをすることです。
相手に合わせないようにしないと、こういう試合結果になってしまいます。
これはサッカーのみならずに感じるところです。
まだ、オリンピック出場は不可能になったわけではありません。
上を向いて次へ進んでいくことを期待しています。