さっぽろ雪まつりは、1950年に地元の中・高校生が雪像を大通公園に設置したのがきっかけで始まったとラジオで言っていました。
それが今では毎年200万人以上の人が見に来る、冬の一大イベントとして、今年で63回目を迎えています。
今年は会津の鶴ヶ城があります。
鶴ヶ城は、幕末の戊申戦争の激しい戦いの舞台であり、あの白虎隊の悲劇を生んだことでも知られているお城です。
石垣の細かさもありますが、瓦の細かさには驚きです。
「昨年の東日本大震災で被害を受けた皆様に夢と感動そして希望を与えるとともに、東北の方々の一日も早い復興の励みになればと祈っております」
と雪像制作にあたった自衛隊のコメントです。
制作には地元の会津の子どもたちも携わったとのことです。
雪まつりには海外の方も含め、今年も多くやってきます。
今も復興に当たっている方や被災から完全に戻っていない方がたくさんいることを知っていただきものです。
60年以上も前に、地元の中高生が始めたことが、今ではこんなに大きなイベントとなっています。
小さな力でも、やればできる。
一日も早く東北が復興されることを祈りたいですよね。