「なごり寿司」は2006年4月21日に発売された、嘉門タツオさん(旧名:嘉門達夫)の27枚目のオリジナルアルバム「笑撃王」に収録されている曲です。
この「なごり寿司」の原曲の「なごり雪(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/4d5bf503eb3a528673207afbb04ef37f)」については、もう、いろいろと書くことはないでしょう。唄っているのは丸本莉子さん。弦楽器のビオラに似た周波数を持つ“癒しの歌声”として注目されている歌手です。2月下旬に発売されるカバーアルバム「COVER SONGS」のスピンオフ企画として、iTunes Store限定の予約特典音源として制作された音源で、嘉門達夫さんが「なごり雪」の替え歌として発表した曲をカバーしたものです。
どうせならとことん遊び心を出したいという気持ちから、安田大サーカスのクロちゃんを起用したミュージックビデオの制作が決定したそうす。「普段のバラエティで見るクロちゃんとは違うギャップ」をコンセプトに、役者・クロちゃんとして真剣に演技とのことですが、知る人ぞ知る”水曜日のダウンタウン”のtweet企画「フィーチャークロちゃん」を彷彿とさせる内容です。
お店を出た後で、寿司屋でホステス嬢を本気で口説く予定が、ただ貢がされて終わるっているという、世の中のお父さん方に経験があるような歌詞です。
でも、基本的に世のお父さん方、ホステス嬢を酔わせてなんとかと思っても、無駄な抵抗かもしれません。
ホステス嬢の「私も一杯いただいていいですかぁ?」との誘いに、ついついOKとして何杯も飲ませているのに、なぜかホステス嬢は酔わないという経験をされた方も多いと思います。
例えば、黒服に「ウーロン”ハイ”」と言えば普通に「ウーロンハイ」がでてきますが、「ウーロン”割り”」と言うと「ウーロン”茶”」が出ているなんていうこともあるんだそうです。つまり、実はお客さんにはバレないようにノンアルコールを飲んでいることがあるんだそうです。
でも、「私も一杯いただいていいですかぁ?」の一杯分はお店の支払いではなく、お客さんのおごりになります。
「ウーロンハイ」はその名のとおり「ウーロン茶を酎ハイ」で割ったものですからアルコール入りですが、「ウーロン割り」は「ペットボトルのウーロン茶ガバガバー入れて、氷入れて割りましたー」っていうのも「ウーロン割り」ですからね。高いウーロン茶を飲んでもらっているということになります。字面的には間違いではないですから、文句つけようがありません。お店としては、いい利率です。
まあ、大阪の有名な超一流ホテルの”フレッシュオレンジジュース 絞りたて 1,800円”が、ただのオレンジジュースだったという事件もありましたからね。
でも、ホステス嬢も、まじめに飲んでいたら体がもちませんから。お約束事の一つだと思って理解しておいた方が、楽しく飲めると思いますよ。
3月です。