「愛のメモリー」は1977年8月10日にリリースされた松崎しげるさんの14枚目のシングル楽曲です。作詞はたかたかしさん、作曲と編曲は馬飼野康二さん。
1977年に三浦友和さんが出演した江崎グリコ「グリコアーモンドチョコレート」のCMに使用されました。

1977年に三浦友和さんが出演した江崎グリコ「グリコアーモンドチョコレート」のCMに使用されました。

ヒットするまえ、もともとは1976年にスペインのマジョルカで開催される「マジョルカ音楽祭」参加のために楽曲を制作するという企画がきっかけ。
ディレクターの意向でスケールの大きな楽曲とし、歌手として松崎しげるさんが選ばれたとのこと。そして、フランク・シナトラさんの「マイ・ウェイ」のようなバラードとして、作詞をたかたかしさん、作曲を馬飼野康二さんに依頼。
たかたかしさんは「万葉集」から、藤原鎌足さんが采女(うめの)安見児(やすみこ)を得たときに詠んだ歌「われはもや安見児得たり皆人の得難にすとふ安見児得たり」を基にして、馬飼野康二はヘンリー・マンシーニさん作曲の映画「ひまわり」を参考に楽曲を完成。
そして、「愛の微笑み」と名づけられていました。
音楽祭ではサビをスペイン語にするなどして、松崎しげるさんの歌唱力により、最優秀歌唱賞を受賞し、2位となりますが、日本ではほとんど取り上げられず。
(貴重な映像)
(貴重な映像)
そのため、松崎しげるさん自身でデモテープを持参して楽曲を売り込み、そんあかから、サビの部分に興味を持たれたのがきっかけで、江崎グリコのアーモンド・チョコレートのCMに採用されることが決まりました。
そして、歌詞の一部を変更して「愛のメモリー」としてリリースしてヒットにつながったそうです。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。