戦後の昭和25年。北九州・小倉で“その方面”の問題を平和的に解決するため、警察主催の野球大会が開かれることになります。
岡源チームの“遠賀川の加助”は橋伝チームの攻撃を抑えるのですが、橋伝チームも秘密兵器の“橘銀次”を登板させ、その方面ならではの必殺技(?)を繰り出し、試合は負傷者続出で一進一退の攻防を繰り広げると言うストーリーです。
タイトルは岡源ダイナマイツの掛け声「ダイナマイトー!」「どんどーん!」とのことです。
この遠賀川の加助を演じたのが菅原文太さんでした。
動画が見つかりませんでしたので、映画紹介のリンク先を張っておきます。
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/dynamite_dondon/
私にとって菅原文太さんといえば映画「仁義なき戦い」シリーズ、「トラック野郎」シリーズのイメージが強いです。ただ、どちらも観たことはありませんが。
「追われる者より、追う者のほうが強いんじゃ」
これは映画「仁義なき戦い」の劇中でのセリフです。
野球でもそうですよね。勝っていても、一度気持ちが守りに入るといけません。常に挑戦者の気持ちを持つことなのですよね。
明石家さんまさんは菅原文太さんの大ファンです。さんまさんは若い頃に菅原文太さんのモノマネをやっていました。周りからは「死ぬほど似ていない」と言われ続けていたそうです。
以前、空港で菅原文太さんに偶然会い、サインを頼んだところ「サイン? 俺が代わりに欲しいくらいだよ」と言うエピソードがあるそうです。
この動画の中にも、そのエピソードは出てきます。
昭和時代の映画界のスターだった方の訃報が続きました。
一つの時代のエンドロールです。
その昔。歌が下手だと言っていた菅原文太さんですが、「歌は下手だけど健さん(高倉健)よりはましだな」とも語っていたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。