「○○なんか」なんていってはいけなのでしょうけど、ここ数年、十数年「手帳」なんかは買ったことはありません。そもそも、「メモ」なんか取りません。
そもそも手帳とは、「手帖」とも表記され、手の中に納まるような小さな記録本や、心覚えを書き入れるための小さな帳面のことです。主な使い方は、予定管理や行動の記録、メモなどに使用されます。そして特殊なものとしては生徒手帳や警察手帳など身分関係記録や身分証明書を兼ねるものもあります。
現在はデジタルツールが発展してきたことにより、スマートフォンやパソコンのアプリなどで管理が出来るようになり、紙媒体ではなく、デジタル媒体で記録を残す方も多いと思いますので、手帳は不要かもしれませんが、年末になると本屋さんなどには山のように積まれていますので、一定の需要はあるのでしょう。
そんな私が来る2022年を迎えるにあたって、久しぶりに購入した手帳が、「ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日も怪獣日和2022」です。目的は手帳に何かを記録したり、メモを取るのではなく、「単に面白い」ということがきっかけなのですが。
2021年は1966年1月2日にTBS系で「ウルトラQ」のTV放送が始まってから55年になります。
私は「帰ってきたウルトラマン」はリアルタイムで観た記憶がありますが、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」は再放送で観ていたように思えます。「ウルトラQ」は観た記憶がまったくありません。
さて、手帳といえば1年365日(366日の年もありますが)、その1日ごとのスケジュール欄があるのが普通ですが、この手帳にもしっかりとあります。しかも、その日に初回放送された、または映画公開された作品がご丁寧に記載されています。
これだけで充分に面白いのですが、なんと、「ウルトラQ」から最新作「ウルトラマントリガー」までの全話の放送日と映画の公開日で365日がうまっていたのです。さすがに元日1月1日は放送されていないはずと思いますが、「ウルトラマン 第25話怪彗星ツイフォン」が1967年に放送されています。
つまり、1966年以降、ウルトラマンがTVに登場、いやいや地球上にいなかった日は1日たりともなかったということになります。
ちなみに、この手帳には記載されていませんが、ほぼ4年に一度しかない2月29日も、「ウルトラマン列伝 第35話 最強のウルトラ怪獣!その名はゼットン!!(2012年)」、ウルトラマンクロニクル ZERO & GEED 第8話 続くぜ!未来!!(2020年)」の2本が放送されているとのことです。
ただ、文字は限りなく小さいです。
また、ウルトラマンシリーズのウルトラヒーローや防衛チーム、あらすじ、関連映像作品の紹介。スケジュール欄で紹介した作品の詳細なデータリスト。さらには、日本全国と世界の怪獣出現地マップも収録しているので、読んでもながめても楽しめる一冊です。
どうでもいいかもしれませんが、怪獣が出現していないところが27府県もあるのです。もちろん(?)鳥取県には出現していないのですが、京都府にも出現していません。関東地区では茨城県もです。まあ、愛知県に出現していないのは、我らが中日ドラゴンズの鉄壁の守りがあるからでしょうけど。
2021年はあと10日。いろいろあった1年ですが、2022年はウルトラマンAの言葉のような社会にしたいと思います。
「優しさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友達になろうという気持ちを失わないでくれ」
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。