ジャッキー・チェンさんの最新作「ポリス・ストーリー2013」って映画があったのですね。
香港の地下鉄駅で知りました。いやあ、是非とも観てみたいです。日本での公開はどうなっているのでしょう?
さて、中国からの帰国。
日本での後泊も嫌ですし、深夜に帰宅も嫌ですので、香港国際空港から日本への朝一番のフライトで帰るスケジュールにしています。
今回は空港発が9時20分の台湾経由でしたので、ホテルは朝5時30分ころにチェックアウトして、朝一番のエアポートエキスプレス(空港と市内を繋ぐ電車)で空港へ向かうことに。
時間以外はいつもと同じルートです。
ホテルをチェックアウトした時に、フロントの人に「エアポートエキスプレスの九龍(カオルーン)駅まで」と伝え、表に待っているタクシーの運転手にも広東語(香港は広東語が基本)で伝えてもらいました。
タクシーに乗車し、もう一度「九龍駅まで」と伝えると、「判った」というような事を言ってから出発しました。
しばらく行くと運転手が何やら言ってきます。よく判りませんが、どうも「今日は九龍駅のオープンは9時だ。だから行ってもダメ。空港まで行く」と言うようなことを言っているようです。
「そんなことはない。今月来た時は大丈夫だ」と言うと「今日は金曜日だから」と車中で口論。
そんなことを言いあっていると、そのうち車を止めて何やら書いて説明。やっぱり、駅は開いていないと言う。
「じゃあ、もういい。近くのMRT(地下鉄)駅まで行ってくれ」と言うと、ちょっと怒った様子で、乱暴な運転に。
少し行った先の、工事現場のところで車を止めて、「ここで降りろ」と言われます。料金は35HK$(約490円)を請求してきます(メーターは20HK$なのに)。別のカバンがあっても、トランクを使っていないので、20HK$でいいのですが、ここでまた口論。
もう、どうしようもないので「じゃあ、レシートくれ」というと「レシートは出ない。メーター壊れている」と。
これ以上関わると嫌なので、仕方なしに35HK$を支払います(会社に請求できるかな?)。
でも、降りたところは・・・工事現場。朝6時前で暗いうえに人影もないところ。
確かにMRTの駅の案内は見えるのですが、それは中央分離帯のある4車線道路の反対側。でも、入り口らしきものはありませんので、断念します。
それでも、道路の案内には見覚えのある地名があります。
とすると、なんとなく方向が判りますので、それとカンを頼りに九龍駅方向を目指して、荷物を持ちながら歩き出します。
タクシーも通りません。しばらく行くと、後ろから誰かが歩いてきますが、それもどこかでいなくなりました。
何分歩いたことでしょうか。MRT九龍駅のあるビルが見つかりました。
まだ、朝早いこともあり、エスカレーターは動いておらず、荷物を持ち上げながら、ビルの中をMRT駅を目指します。
そして、ようやくMRT九龍駅に。
まだ、案内所は開いていません。たまたま、通りがかった職員らしき人にエアポートエキスプレスの駅を教えてもらい、ようやく駅に到着。
もう、へとへとです。一時は正直、迷子になってしまい途方に暮れてしまいそうでした。
一時は香港警察のお世話になってしまうのではないかと・・・ジャッキーさんはいないでしょうけど・・・
地図の真ん中あたりの矢印が下ろされたと思われる場所です。
そこから左側の*九龍とあるのがMRT九龍駅です。