ずっとウソだった / 斉藤和義

2011年4月7日に、「YouTube」へ出所不明の動画が投稿されました（現在、オリジナルは削除）。

私は何回も観たことがありますが、内容は帽子とサングラスの人物が「ずっと好きだった」の替え歌をアコースティック･ギターで弾き語ったもの。


内容は2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）により発生した福島第一原子力発電所事故を受けて、歌われた「ずっとウソだった」という楽曲です。


当初はその歌っていた本人の正体は不明とされていましたが、のちに斉藤和義さん本人だったことが公になっています。

これは斉藤和義さんが個人で始め、原発事故の前年に待望の第1子が生まれたこともあり、低年齢層がより影響を受けやすい原発事故による放射能、国の対応に憤り、代表曲「ずっと好きだった」で、替え歌を作り怒りと悲しみとともに臨んだのだそうです。

この原曲の「ずっと好きだった」は2010年4月21日にリリースされた斉藤和義さんの38作目シングル楽曲です。作詞、作曲、編曲は斉藤和義さん。

資生堂「IN&ON（インアンドオン）」のTV CMのために書き下ろされた楽曲で、CMコンセプト「よみがえれ、私。」とともに同窓会をテーマに再会した初恋の人を告白（男性ならば、なんとなく共感できる）する歌詞です。


ちなみに、このMVですが、1969年にビートルズが行なった「ルーフトップ･コンサート」をモチーフにしたものです。ポール･マッカートニーさん役に斉藤和義さん、ジョン･レノンさん役にリリー･フランキーさん、ジョージ･ハリスンさん役に小堀裕之さん（2丁拳銃）、リンゴ･スターさん役に濱田岳さんを配したものになっています。

♬ずっとウソだったんだぜ やっぱばれてしまったな

ウソと言うものはいつかはバレます。

♬ホント ウソだったんだぜ 気づいてたろ この事態

そしてそのウソがどういう結末を迎えるのかもわかるはず。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。