「道」は、2007年1月24日にリリースされたGReeeeNのメジャーデビューシングル楽曲です。作詞と作曲はGReeeeNのHIDEさんです。ちなみにGReeeeNの楽曲の「道」とこのカップリングの「絆」の2曲以外はすべて作詞と作曲はGReeeeN名義ですから、この2曲は珍しいものとなっています。
♬でも見えるだろう 心の奥に
君が描いた未来像すぐそこに
don't worry! 大丈夫! 君は行ける
生きる意味きっと見つけ出せる
誰しも僕ら人生は一度!
正しい道か誰もわからないけど
きっと人生はそんなところ
大事な気持ち見失わず行こう
いまさらですが、「GReeeeN」という名前はメンバーのHIDEさんが、「まだまだ未完成であり続ける、未知の可能性」という意味でつけ、「新人・未熟」という意味で使われるという「Green Boy」からつけられた造語です。そして、GReeeeNの「e」が4つあるのはメンバーを表しているそうです。
メンバーそれぞれが歯科医師になるために福島県の大学で学び、縁があって音楽活動を始めたそうです。しかし、歯科医師になるための国家試験に集中するために音楽活動をやめなくてはいけないと考え始め、最後の記念にと自主制作CDを作ります。
レコード会社のプロデューサーがこの楽曲のCDの冒頭だけを聴いて、「この曲を歌っているのは誰だ?彼らと契約したい」と、GReeeeNに「メジャーデビューしてほしい」と何度も説得したそうです。でも、メンバーは、「僕たちはメジャーデビューをするつもりはありません。歯医者さんになりますんで」と言い、それを説得し、「顔と名前を出さない」という条件と、「アーティスト」か「歯科医師」のどっちも本気でやるという決断でようやくデビューし、現在があります。
この「道」という楽曲は、大学時代にメンバーのSOHさんが試験の成績が悪く、このままだと進級も危ぶまれるという状況になり、「GReeeeNとして活動していくのをやめよう」と考えた時期がありました。「これまでどおり4人でいれば、楽しいし、時間を忘れて過ごしてしまう。歌は自分の得意なものであるし、聴いてもらうことも喜びである。けれども、勉強しなければならない」と思って、実家に帰ってGReeeeNから離れようと決意し、メンバーに告げず、1人で実家に帰ってしまったそうです。
♬いつも思い通りに行かない日々で
少し遠い夢とヒトに笑われて
僕らはつい 足踏み止めて
下向き うなずき 自分に嘘つき
そのときにHIDEさんが、「このままではSOHがやめてしまうかもしれない」と、勉強とGReeeeNの活動の両立に悩んでいることを知り、「4人は1つ」「君がいなければ僕たちGReeeeNはないんだ」という思いを込め書いたのが、この道の詞なのだそうです。それを始めたばかりのブログにアップします。
それをSOHさんがある日、目にし、自分へのメッセージだとすぐにわかったとのことです。SOHさんはそれを読んでメッセージを受け止め、その夜ご両親に「GReeeeNの活動を続けさせてください」と言い、勉強して、音楽も方頑張っていったそうです。
♬でも見えるだろう 心の奥に
君が描いた未来像すぐそこに
私もときには何となく不安になったり、めんどくさいと思ったり、諦めよう思ったりと気持ちが落ち込んでしまうこともあります。
でも、そんなときによく聞いているのが、この「道」です。
身体が疲れていれば休みますし。心が疲れたときだって休むことは必要だと思います。疲れたときには、自分にとって大切なことを見失ってしまっているときかも知れませんから。
ずっと歩き続ける必要はないのかなと思います。
まずは一度立ち止まり、自分が歩いてきた道を振り返ってみてもいいでしょう。今まで、何の為にここまでやって来たのか?と。最初に歩き始めたときに、「さあこれから」とワクワクしたときなど気持ちなどを思い出してみませんか。
そして、また道を歩き始めればいいでしょう。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。