学校で習いますよね「進化論」。
なかでも有名なのはチャールズ・ダーウィンさんの進化論です。
進化論とは「生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきた」という考えに基づいて、現在見られる様々な生物はすべてその過程のなかで生まれてきたとする説明や理論群です。
ダーウィンさんは1831~1836年にビーグル号で地球を一周しました。
その航海中に各地の動物や植物の違いから種の不変性に疑問を感じ、大陸の変化によって新しい生息地が出来て、動物がその変化に適応したのではないかと考えたそうです。そして、その後の研究によって1859年に「種の起源」を発表しました。
その進化論を唱えたダーウィンさんは
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。
最も頭のいいものか。そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ」
という考えを示したと言われています。
つまり、
「強いものが生き残ったのではなく、変わり続けるものが生き残る」
ということです。
そういう意味では、今までの良いところのDNAはそのまま受け継ぎ、新しく変化をしなければならないのです。
変化があるということは、確かに不安があるかも知れません。
でも、野球というスポーツのルールが変わる訳ではありませんし、別の国に行って野球をやるのではありません。
ボールを投げ、打って、走って、守ってと、何一つ変わるものではないのです。
華美なプレーなんかは必要ありません。
今までやって来た野球感に新しい野球感が加わえることが出来ると考えれば、絶対に自分のプラスになるはずです。
何かしらの変化があるということは、これから先、自分たちも変わらなければ、いけない時期に来たということなのです。
強くなり続けることを目指すのではなくて、変化していくことを目指さないと勝ち続けることは難しいのです。
そして、やるのは自分たち。
まずは、だから自分たちで考えることが大事なことなんです。
今までもそうですが、先生たちは君たちが考える土壌を作っていく手伝いをしているのです。
メンバー一人ひとりが考えて、課題を解決しながら成長して勝利していくことです。
次週の活躍を願っております。