「初恋」は2008年3月19日にリリースされた、GOING UNDER GROUNDの18枚目のシングル楽曲です。作詞・作曲は村下孝蔵さんで、オリジナル版の「初恋」は、1983年2月25日にリリースされた村下孝蔵さんの5枚目のシングル楽曲です。
(YouTubeで観てください)
GOING UNDER GROUNDは松本素生さん(ボーカル、ギター)、中澤寛規さん(ギター、ボーカル)、石原聡さん(ベース)の3人組バンド。1998年ころから、東京・下北沢を中心にライブ活動を開始。1998年12月12日にインディーズデビューし、2001年6月21日にメジャーデビューしています。
このミュージックビデオ(MV)を観てお気づきかと思いますが、出演しているのは堀北真希さん。サントリーから発売された「白いなっちゃん」のTV CMに使われたこともあり、思い出された方もいらっしゃると思います。
先週のMVとは違い、MVで観た人それぞれが、堀北真希さんの涙を見て何を想うのか、何を思い出すのかを問いかけてくるように思います。
♫夕映えはあんず色
帰り道一人口笛吹いて
名前さえ呼べなくて
とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
風に舞った花びらが 水面を乱すように
愛という字書いてみては
ふるえてたあの頃
浅い夢だから 胸をはなれない
上手くいくのかわからない初恋。初めて人を好きなったときの、うれしさと怖さにおびえる自分の心。
村下孝蔵さんは、「初恋」が大ヒットし、そのあとの楽曲が売れなくなった時期に、「自分には『初恋』を越える曲はできんかもしれん」と語っていたそうです。たしかに、「初恋」が大ヒットしたことで、それを超えようとすることにより苦しめられたこともあったのかもしれません。状況は違っても、誰にも同じような経験はあると思います。
でも、一つの成功が多くの人の記憶に残り、大事にされることは素晴らしいことだと思います。そう、この「初恋」という楽曲のようにです。
「初恋」は多くのミュージシャンにカバーされています。そのカバーしたミュージシャンそれぞれの解釈と表現があるように、それを聴いている私たちにも、それぞれの初恋があります(あったと思います)。
「浅い夢だから胸をはなれない」のは本当にそのとおりだと思います。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。