真夏本番がまだだというのに、急に気温が高くなって暑さに身体が慣れていないこの時期に気になるのは熱中症です。
信州の真夏本番は、まだ湿度が低かったりしますので、ジメジメとした暑さというよりも、多少カラッとした暑さですが、梅雨真っ最中の淳仁はさすがにジメジメします。
そもそも熱中症とは、気化熱で体温を抑えるために汗をかき、そのため体内の水分やナトリウムなどの減少や血液の流れが悪くなったりするなどして、逆に体温が急上昇してしまい、身体の重要な臓器が高温状態になったりすることで発症するとのことです。毎年、ニュースになっていますが、場合によっては生命に関わることもあるので注意が必要です。
そんな熱中症対策として、「塩バナナ」という、「バナナに塩を振りかけるだけ」というものがあるそうで、「漢の挑戦シリーズ・身をもって検証してみた」です。
この塩バナナは、「介護老人保健施設・はまなす」の施設長で医師・医学博士の福田六花さんが、2010年に考案したとのことです。
「バナナは、安価で手に入り、携帯に便利でいつでも食べられる食品としてバツグンの補給食です。しかも、ほかの果物に比べて炭水化物を多く含み、栄養価が高いという利点も。消化がいいため、すぐエネルギーに変換され、補給食として効率的なのです」
福田さんは、介護老人施設で医師として入居者の健康管理をしていますが、年間30以上のマラソン大会やトレイルラン大会にも出場しているそうで、そのこともあってランナーの補給食として考えたそうです。
作り方は超簡単です。バナナの皮をむいて、塩を振りかけるだけで出来上がりです。あとは、お好きなように食べるだけです。
これはこれで「ありかな」と感じました(個人の感想です)。
そもそも、バナナには多くの栄養素が含まれているのですが、ほとんど含まれていないのが「ナトリウム」なのだそうです。ナトリウムは身体の水分濃度を調整する役割を持っていますが、暑いときなど汗をかくと水分と一緒に身体の外に排出されてしまい、熱中症の要因となります。よく言われている熱中症や脱水症の予防にはナトリウム(つまり塩分)が必要になるため、身体の栄養補給とバナナの栄養補給に「塩バナナ」はちょうどいいという感じです(もちろん、きちんとほかにも栄養摂取する必要はあるでしょう)。
さて、塩をかける定番と言えばスイカを思い浮かべる方も多いと思います。これも、スイカの甘味を強く感じられるからです。私は一時期、「バニラアイスに塩」というのに凝っていた時期がありましたが、これも甘味を強く感じるからです。これらは、2種類の味を舌で感じると、どちらか一方の味が引き立つという、「対比効果」というものだそうです。
たとえば、「おしるこ(ぜんざい)+塩」「トマトジュース+塩」「味噌汁/お吸い物+出汁」「レモン+砂糖」「魚の塩焼+レモン(かんきつ類)」などです。
ちなみに、「コーヒー+砂糖」も「コーヒーの苦味を砂糖の甘味で感じにくくする」という対比効果によるものだそうです。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。