「いきなりですけどね、うちのオカンがね・・・」は、駒場孝さん(左、ボケ担当)と内海崇さん(右、ツッコミ担当)の2人からなるお笑いコンビ・ミルクボーイの漫才ネタフリです。
駒場さんと内海さんは高校時代は別々のコンビで活動。大学進学後にコンビを組み、大学祭の漫才大会で「ミルクボーイ」として初舞台を踏み、2006年のM-1グランプリで二回戦に進出したことで、プロを意識します。大学卒業後に本格的に始動し、2010年に「baseよしもと」入りし、同年末のM-1グランプリで準々決勝に進出します。しかし、この年でM-1グランプリが終了したため目的を失い、漫才をサボり気味になり、駒場さんはすぐに遊びに行き、内海さんはギャンブルに明け暮れたそうです。
2016年、駒場さんは海原やすよさん・ともこさんに「他の人は面と向かって言わないかもやけど、私らは言うよ。漫才ちゃんとやって欲しいって」と言われ、内海さんはお母さんが病気で倒れ、自身の将来を考えたことをきっかけに2人は再び漫才に向き合い始めます。その後、復活したM-1グランプリで後輩の霜降り明星が優勝し、刺激を受け、漫才に対する意識が更に高まったことにより、駒場さんは飲み会の誘いをすべて断り、内海さんはギャンブル断ちをしました。
そして、2019年のM-1グランプリでは通算10回目の出場にして初めて決勝進出を果たし、ファーストラウンドで「コーンフレーク」のネタで大会歴代最高得点となる「681点」を記録し、最終決戦では「最中」のネタで審査員7人中6票を得て優勝しました。
さて、2020年7月1日から運行したJR東海の新型新幹線車両「N700S」。このN700Sを題材にした漫才が特設サイトで期間限定公開されています。一応、あくまでも「広告」ではありますが、ミルクボーイ得意のやりとりでネタ展開されるもので、持ちネタそのものといってもいいくらいの内容です。
駒:いきなりですけどね、うちのオカンがね、好きな乗り物があるらしいやけど、その名前をちょっと忘れたらしくてな
内:乗り物の名前を忘れてもうて、どうなってんねん、それは
駒:いろいろ聞くんやけどな、ぜんぜんわからへんねんね
内:わからへんのん?ほな、オレが一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよ
駒:めちゃくちゃ速くてね、白い車体に碧いラインが入ってて、大阪から東京に行くときよく乗るやつやー言うねんな
内:新幹線やないかい!その特徴はもう完全に新幹線よ。しかも東海道新幹線やがな!すぐわかったやん!こんなん、もう
駒:ちょっとわからへんねんな
内:何がわからへんのよ?
駒:オレも東海道新幹線やと思ってんけどな
内:そーやろー!
駒:オカンが言うには、その乗り物は「新車が出たら絶対に買いたい」と言うてな
内:ほな、新幹線と違うかー。新幹線なんどすると思うてんねんな。間違いなく億単やねんから!
新幹線といえば、「リニア中央新幹線」。静岡県内の工事をめぐって東京・品川-愛知・名古屋間の2027年開業が怪しくなってきています。
また、ここへ来て川勝知事が持論の品川-新甲府(駅名未定)の先行開業を主張しています(2014年の関東地方知事会で、「(東京オリンピックまでに実現すれば)50年前に示した技術力を再び世界に示すことになる」と述べています)。
この提案については、JR東海と山梨県は実現を否定しており、山梨県の長崎幸太郎知事は、先行開業を期待する発言をすると名古屋までの開業を心待ちにしている長野県に申し訳ないという気持ちがあり、JR東海としては、指令所や車両基地など余計な施設を整備しなければならず、そもそも、品川-新甲府間だけを開業すると、JR東日本の中央本線と重複し、JR東日本の反発も予想されると思います。
さてさて、2019年まで関西を中心に活躍していたミルクボーイは、M-1グランプリ優勝をきっかけに東京のTV番組への出演も多くなったそうです。M-1前までは大阪-東京間の移動は夜行バスで、新幹線に比べれば安くていいのですが、身体的にきついこともあります。今では、大阪-東京間は東海道新幹線だそうです。
駒場さんは、「仕事で大阪から東京へ行くときの2時間半は、緊張感を高めてくれて、仕事を終えて東京から大阪へ帰るときの2時間半は、ゆっくり癒やしてくれる、どちらも必要な時間です」と、コメントしています。
観光などでは高速化されることは喜ばしいことですが、業務出張では高速化されたら、業務量が増えてしまいそう・・・。
なお、長野県民としては「待つだけ」しか出来ないのですが。いっそのこと、大阪-名古屋-長野を先行開業してしまうという案があってもいいと思いますが、果たしてどうなることでしょうか。私が存命のうちに、リニア新幹線に乗れる日は来るのでしょうか・・・。
内:もうええやろ
駒&内:どうも、ありがとうございましたー
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