野球小僧

最後のバッターボックス

先日、太郎と軟連春季大会の話をしていて、教えられました。
というか、そんなことにも気がつかなかった自分が恥ずかしかったです。

「俺、最後の春季大会の最後の打席がデッドボールだったことを後悔している」

たわいもない、何気ない一言なのですが、はっとさせられました。
学童野球の大会は毎週のようにたくさんあります。

今年も連盟杯、芳川南商工杯、軟連春季大会と3つの大会が終わりました。
だけど、太郎にとっては、6年生にとってはどの大会1つをとっても最後の大会なんですよね。
しかも、その試合の中で最後の打席が必ず来るのです。

今まで、「次があるさ」なんてことを簡単に思っていたのですが、そんなことはなかったのですよね。

太郎は口にこそ出していませんでしたが、一打席一打席が最後の打席だと思い、一球一球が最後のプレーだと思い、試合に臨んでいるのでしょうか。

ケガをしてしまい、さっきの打席が学童の最後の打席になるかもしれませんし、さっきのプレーが最後のプレーになるかもしれません。

このチームで、このメンバーで一日でも長く試合を続けたい。
いつもそう思ったりしていくのはシーズンも終わりに近づいてからでした。

だけど、今から一試合一試合、一打席、一球のすべてが最後。
だから、どの大会もそういう気持ちでいなければ、その時が近づいてからでは遅いのですよね。

過ぎた時間は戻せないのですから。

太郎に教えられた日でした。

(葡萄隊6年生カルテット)
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(一年生からずっと一緒のまさくん)

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(ケガで離脱中のカイ)

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(今年から入団のショータ)

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(そして太郎)


コメント一覧

まっくろくろすけ
おはようございます。
おはようございます。

まあ、毎日のほほ~んと暮らしている彼です。
でも、野球が好きで仕方がないようです。


学童野球で1つでも多く勝利に貢献して、ここまで育ててくれた監督、助監督、コーチ、父兄のみなさんと、応援して下さっているみなさん全員に恩返しをして欲しいと思っています。
eco坊主
おはようございます。
おはようございます。

学童~中学~高校~大学~社会人~プロ(メジャー含)とステージは多々ありますが
その中で夫々のカテゴリーの終焉は都度あるんですもんね。
太郎君は今正に学童のステージのファイナルを迎え
一球一球に、一投一打に全精力を傾けてプレーしている!
それを敢えて口に出さないなんて 素晴らしい「漢」ではないですか[E:good]
太郎君が学童野球で有終の美を飾れるように鳥取の地から
YELLを送り続けますから~~~
        ガンバレ ガンバレ 太郎!!!
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