野球小僧

第19回 読売新聞杯 塩尻市中学少年野球 夏季大会 二回戦

市内7チーム、市外からの招待3チームを含めた10チームによるトーナメント戦。
三年生が出場している2チームを除いて、ほとんどが一・二年生による新チームとなるため、現状の実力試しとなる大会。
二回戦(初戦)の対戦相手は、前チームで県大会に出場しているS水クラブ。

1回表の守り。1アウトからライト線へのランニングホームランで1失点。さらに2つのエラーでこの回2失点。
その裏の攻撃は2アウト三塁までランナーを進めるが、得点できず。

2回と3回は一回のドタバタとは違って、デッドボール(ヒットバイピッチ)のランナーを一人出しただけ。
しかし、肝心の打線は相手エラーのランナーを一人出しただけと抑え込まれる。

4回表の守りも三人で抑え、その裏の反撃。
ノーアウトからこの試合初ヒットでランナーが出塁。送りバントでランナーを二塁へ進め、1点差に詰め寄りたいところではあったが、後続が抑え込まれて、得点機を逃す。

5回表も三者凡退に退け、その裏の攻撃。
ノーアウトでフォアボールのランナーが出塁。1アウトランナー二塁となるが、ここも後続が続かずに無得点。

2点差で迎えた6回の守備。1アウトランナー二塁。ここでバッターを三振に打ち取るが、この三振のボールが逸れている間にランナーを三塁へ進めてしまう。次のバッターは注文どおりの内野ゴロではあったが、エラーで、やらずもがなの1失点。
その裏の攻撃は2アウトからヒットなどでランナー一・二塁。ここでダブルスチールで二・三塁とする。だが、次に一本が出ずに、また無得点。

最終回も三人で抑え、その裏の攻撃に期待。しかし、ランナーは出たものの得点に繋がらず、完封負け。
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S水ク2000010|3
K陵ク0000000|0

ものの見事にチャンスを活かすことが出来なかったこの試合。
しょせん打線は水物ですが、勝負強さに欠けていました。
また、それを誘引していたのが失点パターンでしょう。

誰もがミスをしようとプレーをしているわけではありませんが、”今”のプレーよりも、”次”のプレーを意識しすぎて、一つひとつがなおざり。集中力の欠如ですね。

他の試合も見ましたが、他の新チームでも三年生チームに敗れているとはいえ、内容では互角の試合をしていました。
試合後のミーティングでも「負けて悔しい」ということを言っているのが聞こえてきました。

他のチームとのこの日の一番の違いは、”絶対に勝つ”という強い気持ちと、試合を通じての”集中力”だと考えます。

この敗戦を生かせるかどうかです。


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