さて、実際の申し込みですが、
「寄付限度額を調べる」→「寄付する自治体を選ぶ」→「寄付を申し込む」→「寄付金を支払う」
という手順になります。
2016年時点で全国1741もの市町村区がありますので、一つひとつ調べている間には1年が終わってしまう可能性があります。家族で話し合って決めてもいいですし、自分の思いに沿った活動をしている自治体を選ぶのもいいでしょう。お礼の品は、申し込みから届けられるまでの期間や、旬があるものは届けられる季節が決まっているので、あらかじめチェックして置く必要があります。また、「○○円相当の商品」というのは、担当者が税金を受領した季節に合わせて、旬の農産物や水産物を選んで贈ることが多いようです。
一番お手頃なのは、ふるさと納税サイトです。ここでの手順は楽天やアマゾンで買い物をするのとほとんど変わりません。まず自分が利用したい「ふるさと納税サイト」を選びます。人気のふるさと納税サイトは、「ふるさとチョイス」(全国のお礼品を網羅)、「さとふる」(電話等のサポートが充実)、「ふるなび」(Amazonギフトと連動)などがあります。また、「楽天ふるさと納税」や「ANAのふるさと納税」のように、楽天ポイントと連動したり、マイルが貯まるようなサービスもあります。
1. 寄付限度額を調べる
ふるさと納税では、寄附金から2,000円を差し引いた分を、所得税と住民税から還付・控除してもらえます。ただし、還付・控除が受けられる寄付額はいくらでもいいということはなく、上限額が設けられています。上限額は給与収入(年収)や家族構成で異なるため、2,000円でできる金額を知っておく必要があります。おおよその目安は次のとおりです。これらは、納税サイトで確認することができます。
(ふるさとチョイスHPより)
2. 寄付する自治体を選ぶ
次に納税をする自治体を選びます。もちろん自分が生まれ育ったふるさとを選ぶこともできますが、以下のような視点で寄付する自治体を選べます。
・お礼の品で選ぶ
・地域で選ぶ
・ランキングで選ぶ
・寄付金額で選ぶ ※お礼の品ページから寄付金額を確認できます
・使い道で選ぶ ※自治体ページから使い道を確認できます
今回、狙っているものがありました。これをまんま書いちゃいますとバレバレになりますので、どこの何を選んだのかは秘密です。そうは言っても、一応、使い道も考えました。なお、ランキングでは選んでいません。
3. 寄付を申し込む
納税をしたい自治体が決まったら申込手続きに進みます。申込方法は、電話やFAX、メール、直接窓口に行くなどの方法があり、対応は自治体によってさまざまですが、多くの自治体ではインターネットでの申し込みも受け付けています。私は、インターネット上でのクレジットカード支払いをあまり信用していないのと、カード決済が2017年12月15日中に終わっていることが、今年度での条件になっていました。この申し込みをしているのが2017年12月10日です。カード決済が終わるのかどうか不安だったので、振込用の納付書を送ってもらうことにしました。
4. 寄付金を支払う
ふるさと納税を申し込むと、その自治体から、振込用の納付書など納税に必要な書類が届きます。支払い方法は、納付書を使う、指定口座に銀行やネットバンクから振り込む、現金書留で送るなどの方法がありますが、クレジットカードで支払うことができる自治体も増えています。でも、私は振り込みをしました。