先生を変わること

2014-11-03 09:13:58 | レッスン
前に通っていた教室は社会人の生徒さんがほとんどだった。
私の先生はどんなに年齢のいった生徒さんでも基礎を徹底していた。

「早くビブラートしてみたいです」とか言うと、
「素人はすぐそういうこと言うのよね」と、
一蹴するような先生だった。

他の先生から移ってきた方や、経験者でブランクがあるような方
(基礎を別の先生から習ってきた方)をまず認めなかった。
私からみたらすごく弾ける方でも、教本の1、2巻へ戻って
ボウイングからやり直していた。

先生から他の生徒さんの話を聞くと、続くのかな?といつも思った。
経験者の方は大体すぐやめた。
未経験の方は3年くらいが一つのヤマだった。

私は始めた時まだ学生で練習する時間があったし、先生から楽器の
構え方、弓の持ち方から教わった。
とにかく何でも先生の言う通りにした。

だから始めて6~7年たつと、ずいぶん可愛がっていただいた。
(と思う、たぶん)
一度懐に入れていただくと、本当に頼もしい「ザ・先生」だった。
色々あったけれど、先生のことが大好きだった。

弾ける環境になったら、先生のところへ戻るつもりだったが、
ご病気で亡くなった。

そんなわけで、新しい先生のもとでレッスンを再開するのは
結構勇気がいった。
また最初から基礎を全部やり直す可能性を考えていたから。

バイオリンは弾きたいけど、あまり頑張りたくなかったし、
もう一度あの基礎を繰り返すのは正直イヤだった。

でも、新しい先生は柔軟に受け入れてくださったと思う。
様子をみながら少しずつ改善点を提案してくださる。
ほぼ前の先生からも注意されていたことで、丸々やり直しは
避けられた模様。
たぶん流派みたいなもの(?)が同じなんじゃないかと思う。



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