うたかたの夢

キャバリアとかぎ針編み、社労士試験に向けて勉強の日々を綴ります。

久し振りの読書

2021年11月10日 18時57分58秒 | 映画・その他レビュー
今週は後れ馳せながら夏休みです。

今回はパソコンを会社に置いてきました。

完全に連絡を断つつもりで一週間休み。

何年振りだろうか(笑)


で、久し振りに読書などしてみました。

本を買うと処分がめんどくさいので、Kindleを使ってます。

なので、アレコレ悩まずに、なんとなく選書。


笹の船で海を渡る

この作者の本は初めて読みました。

以前、宮沢りえさんが主演していた紙の月というこの方が原作の映画を観たのですが、

主人公に全く感情移入できなくて、途中ちょっと早送りしちゃったくらいなのですが、

この本も同じでした。

まぁ、余所目には幸せそうに見える、平凡な人間にもいろいろあるんだよね。

ってことかな。

主人公が自分の親世代だからなのかな。

理解はできるけど、共感はできず、少々不快な気分で読み終わりました。


純喫茶トルンカ

下町の喫茶店を舞台にしたほのぼのしたお話で、気持ちの良い読後感。

高校生の時に、大学生になったら行きつけの喫茶店を作りたいと思っていたことを思い出しました。

なんかのドラマの影響なんでしょうね。

いまだに行きつけの店はないです。

かかりつけ医はあるけど。



しかもその医者はすぅちゃんのだったり(笑)

ひよっこ社労士のヒナコ

2019年11月10日 13時08分19秒 | 映画・その他レビュー
社労士が主人公の小説を見つけました。
ここ最近は本よりテキストが優先で(笑)
読書する時間は全くなかったのですが、
楽天のポイントが貯まっていたこともあり、
ポチッ☆としてみました。


続編も出ていたので一緒に。

楽天ブックス


あまり時間を掛けずにサクッと読み終わりました。
お話自体は小説らしい運びになってますが、
登場する中小企業はリアルにありそうな設定になってます。

このところハラスメントだの、年金だのと話題に事欠かない分野の
お仕事なので、ドラマ化されてもおかしくない内容だと思います。
ちょっと前には労基署の監督官が主役のドラマありましたよね。
(見てなかったけど)


そうそう、社会保険労務士事務所などのいわゆる個人経営の士業は
厚生年金年金の適用外とされてますが、どうもそれが変わりそうです。

共同通信
もちろん、厚生年金だけじゃなく、健康保険、介護保険ももれなくセットです。

社会保険の適用拡大といえば、2016年10月に加入基準が見直しされ、

(1)従業員501人以上の企業
(2)週労働20時間以上
(3)賃金月8.8万円(年収で約106万円)以上
(4)1年以上の雇用見込み
(5)学生ではない

などの条件を満たす場合はパートさんでも加入しなければならなくなりました。

老後2000万円足りないだのなんだのという話もありました。
年金制度を維持するにはもっと加入者を増やさなくては!
と政府はあれこれ考えてます。

少子高齢化で年金の支え手がドンドン減ってくんだから、払う年金もそれなりに
見直しして多少は減らすしかない。と、思いますが、
それをやっちゃったらと支持率下がりますもん。
何しろ高齢者の方が投票率高いし。
年金額の増え幅は抑制してますが、いまもらってる額は下回らないようになってます。

で、加入条件(3)の8.8万円を下げるとかなくすとかいう議論もあったようですが、
いまは(1)を撤廃するとか、501人を51人にするとか、検討してるらしいです。

社会保険料の半額は会社負担ですからね。
中小企業は絶賛反発中。

仮にその話が通ったとしても、社会保険に入りたくないパートさんは多いです。
たぶん、週20時間にならないよう勤務調整するでしょうね。
で、ダブルワーク、トリプルワークをして収入を維持する。
いま現在もそういう人います。

老後になるまで何があるかわからないし、そんな先の未来のことより、
目先の生活費が優先になるのは致し方がないことです。
でも、あちこちの会社を掛け持ちして働くのは、本人も会社も大変なんですよね。


というわけで、 もう少し社会保険を誰もが分かりやすい仕組みにして欲しいなぁと思う今日この頃なのでした。

しかし、もっと分かりにくいのは年末調整です
来年はさらに複雑になります。
申告書の説明もドンドン字が小さくなります。
わざと分かりにくくして申告しづらくしてるんじゃないかと超疑ってます。
もう全国民確定申告にして欲しいです

イノセントデイズ

2017年06月09日 23時52分59秒 | 映画・その他レビュー
イノセントデイズ 早見和真


本屋さんで平積みにされている文庫本。

私は、だいたい裏表紙のあらすじと、あとがきをざっくり読んで面白そうだなと、思ったら買う。

でも、この本のあとがきには、ネタバレがあるから、読んでない人は読むなとかいてあった。

俄然、興味を惹かれた。

もちろん初見の著者だ。

物語の舞台は地元横浜。

なんだか耳にしたことがあるような事件がメインになっていた。



元カレの家に放火し、妊娠中の奥さんと双子の幼子たちを焼死させたとして逮捕された田中幸乃。

彼女はすぐに自白し、死刑判決を受ける。

控訴することもなく粛々と刑の執行を待つ彼女。

彼女が罪を犯すまでの人生が、彼女の周囲の人間たちの目を通して語られる。

そもそも本当に彼女は罪を犯したのか……?



まるで、ノンフィクションを読んでいるような気になった。

読んでいて、とても苦しくなった。

物事を、一方的角度からしか見てはいけないのだと感じさせられた。

正直、楽しいお話ではないけれど、読みごたえは充分。


ニュース報道を見る目が少し変わったかも知れない。


傷だらけのカミーユ

2017年04月20日 21時23分41秒 | 映画・その他レビュー
「傷だらけのカミーユ」(ピエール・ルメートル文藝春秋文庫)


フランスのミステリーはあまり読まない。というより、避けてました。

フランス文学はキライではないんです。

このブログのタイトルの由来である「うたかたの日々」の作者ボリス・ヴィアンはフランス人ですし。

でも、フランスって、パリ以外はやたらと長くて聞きなれない地名が多いような先入観もあり(笑)読むのがめんどくさい気がして現代ものは敬遠してました

それなのにこの本を、シリーズを一気に読み干してしまいました。


出会いはまだ仙台にいたとき。

本社への出張帰りに、東京駅構内の書店で平積みされていた

その女アレックス

をなんとなく手に取ったのがきっかけでした。

しかし、新幹線ではわずか数ページ読んだだけで寝落ちしてしまい、それきりこの本を開くことはありませんでした。


そのまま2年の月日が経ち、2回の引っ越しを経て、それでも捨てずに持っていたのはどうしてだったのか。

毛糸やらなんやら趣味のものと一緒にしていたので、急に気付いたのです。

私としたことが読んでない本を放置しているなんて

で、読み出したら、止まらなかった


物語はアレックスという女性が何者かに拉致されるところから始まります。

捜査を担当するのはカミーユ・ヴェルーヴェンという小男の警部。

ある事件で心を大きく傷つけられた過去があります。

しかし、事態は単純な誘拐事件ではなく、予想もつかない方向に進んでいきます。

大どんでん返しなどという生易しいものではありません。

読み終わった瞬間にまた最初から読み直したほどです。

主人公であるカミーユとその周囲の人たちのなんと個性的なこと。

それと、被害者であるはずのアレックスが謎の女過ぎ。(峰不二子ちゃん以上!)

アレックスの不可思議な行動の訳が知りたくて、先へ先へと早く読みたくてたまらなくなります。

でも、じっくり読まないと何か見落としてしまいそうな……そんな焦りとジレンマの連続でした。

読み直しながら、結末を知っていてなお、その張り巡らされている伏線にため息が出ました。


で、そのカミーユ・ヴェルーヴェンシリーズの残り2作が、本屋さんに並んで平積みされているではありませんか

即、まとめ買い。

シリーズ本来の一作目である「悲しみのイレーヌ」と、

3作目の「傷だらけのカミーユ」。

なぜ2作目の「アレックス」が先に発行されたんでしょうね?

「イレーヌ」を読んで、ようやく「アレックス」に書かれていたことの意味が理解できた部分もあります。

なので、「傷だらけのカミーユ」を読む前に、また「アレックス」を読み直しました。

やっぱりフランス物は何度も読んでやっとわかることが多いような


なかなかバイオレンスな場面が多いです。

そういうものが苦手な方にはオススメできないですが、ミステリー好きにはたまらないシリーズだと思います。

明日また「イレーヌ」から読み直します

罪の声

2017年03月09日 06時09分45秒 | 映画・その他レビュー
久しぶりに単行本を買いました。

塩田武士さんの「罪の声」という小説です。

もともと本を読むのは好きなのですが、単行本は重いし高いし、滅多に買いません。

ビジネス系ならともかく、小説は文庫で読むのが常でした。

今回は著者のインタビューを読んで面白そうと思っていたところに、たまたま通りかかった本屋さんの店頭に平積みされていて、つい手に取ってしまい

ちょうど仙台出張が決まっていたので新幹線の中で読もうかな。と購入してしまった次第です。


前置きが長くなりました。

結果、スッゴく面白かったです。

面白い、ではすまされないかもしれません。

ハラハラドキドキしながら、クスッと笑える部分もあり、何とも言えない切なさもあり、とにかく読み応えがありました。

内容は私があれこれ説明するより、書評を見ていただいた方が良いと思います(笑)

ちなみに私が読んで興味を惹かれたのはこちらの著者のインタビュー記事です。

↓こちら
gooいまトピ

かのグリコ森永事件をモチーフにしているのですが、フィクションです。

事件の時、私は学生でした。

大学の近くに森永の工場があって、出荷できないお菓子を工場の前で従業員さんたちが売っていた。とクラスメートからお裾分けしてもらった記憶があります。

そんなことも思い出しながら会社のお昼休みに読んでいたら、部下の女性が

「村上春樹ですか?」

ワタシってそういうイメージ?

「違うよー、グリコ森永事件って覚えてる?それを題材にした小説だよ」

と答えたら

「私が生まれる前の話ですけど、知ってます!」

と元気なお返事が

あー、そんな昔のことになっちゃうんだ。と実感しました





チャッピー

2015年09月23日 14時29分33秒 | 映画・その他レビュー
この連休は見事なほどの引きこもりと化しています(笑)

こういうときは娯楽作品に限るということで

「チャッピー」(CHAPPIE)を鑑賞。

前に見て面白かったなぁと思った「第9地区」と同じ監督さんです。

ヒュー・ジャックマンとかシガーニー・ウィーヴァーとかSF映画には外せない有名どころも出演してます。



お話はよくある感じで始まります。

南アフリカ・ヨハネスブルグで治安維持のためにロボット警官が配置され絶大な効果を上げていました。

ロボット警官の開発者であるディオンは学習機能を備えたAI(人工知能)の研究に没頭し、ついにそれを完成させます。

しかし会社は絵を描いたり音楽を理解するロボットには興味がありません。

ディオンは諦めきれずに廃棄処分寸前のロボット警官を無断で持ち出すのですが…



心をもつロボットというと鉄腕アトムを思い出します(昭和の発想ですかね…(;^_^A)

この映画のロボット警官はロボコップをスリムにしてウサ耳をつけたような外観。

以前持っていたAIBOを連想させます。

私が持っていたのはERSー200シリーズでした。

生身のワンコ(ななちゃん)に取って代わられてバーチャルペットはあっという間に飽きられてしまったのですが…(…ごめんなさい( ノД`)シクシク…)

AIBOはとっくに生産中止になり、SONY本体での修理も終わってしまったんですよね。

今はどちらかというとロボット掃除機?

それはともかく。

成長していく?ロボットの様子がなかなか面白い映画でした。


ロビン・ウィリアムズ

2014年08月12日 22時08分57秒 | 映画・その他レビュー
お昼にスマホでニュースを見てビックリしました。
ロビン・ウィリアムズが亡くなったんですね。

優しくて面白いおじさんという印象が強い俳優さんでしたが、私が最初に出会ったのはガープの世界でした。
夜中にテレビをつけたらちょうど始まったところだったんです。
2時間以上もある長い映画だったのですが、ずっと見入ってしまいました。

それからなんといってもフィッシャーキング
これはmyベスト映画のひとつです。
大好きなテリー・ギリアム監督の作品でもあります。
おかしくもシリアスな役柄がとてもロビン・ウィリアムズに合ってたと思います。

それと「最低」と評されることも多いトイズ
なんといっても監督はこの作品でゴールデンラズベリー賞・監督賞を受賞してますからw
ストーリーはともかく、おもちゃ工場の二代目という役どころがロビン・ウィリアムズの風貌ととてもマッチしていて、映像もとてもよかったと私は思います。
20年以上前に見て、それからビデオ等で見直すこともないのに、未だ印象に残ってますから。

インソムニアでのちょっと怖い存在感もよかったですね。
先日、たまたまテレビでナイトミュージアム2を放送していて、これまたついつい見てしまったのですが、それが結構久しぶりに見たロビン・ウィリアムズでした。
残念です。


夕方、事務所からとてもキレイな虹を見ました。


窓が汚い…(ーー;

珍しいほどクッキリ・ハッキリした虹の外側にもうひとつ虹が出ていました。
すごく近くて、すぐそばに虹の橋の根本がありそうな気がしました。

虹の橋

花は咲く~羽生結弦ver.

2014年06月18日 23時15分30秒 | 映画・その他レビュー
復興支援ソングとして最も有名な「花は咲く」。

あの羽生結弦くんがこの曲で滑ります。


詳しい概要はこちらをご覧ください。

「NHK仙台放送局」


動画はこちらのサイトでどうぞ

「てれまさ 羽生結弦選手「花は咲く」を舞う」



花は咲くの作曲は菅野よう子さんですね。
菅野さんといえば、ゲーム「信長の野望」や最近では朝ドラの「ごちそうさん」などの音楽を手掛けられたことで知られています。
私はむか~しむかし「てつ100%」というバンドが大好きだったのですが、菅野さんはそこでキーボードを担当されていました。
なんで解散しちゃったのかなぁ…
久しぶりに「てつ100%」聴きたいけど、引っ越しの時にCDは全部処分しちゃったんですよね。
すでに廃盤だし
買い直したとしても、再生できるCDプレーヤーがないや(^▽^;;;


羽生君の言葉
「被災者のみなさんには希望を持って過ごしてほしい、そして全国のみなさんには被災地のことを忘れないでほしい。そういう気持ちを持って、「花は咲く」を滑ります。」

普段生活している中では被災地を意識することはほとんどないです。
でも会社で購読している「河北新報」という地元紙のトップはほとんどが震災関連の記事です。
最近では汚染廃棄物の最終処分場の問題も大きく取り上げられています。
先週は何度か大きな地震もありましたしね。

忘れちゃいけないんだな。


恋するフォーチュンクッキー 神奈川県 Ver. / AKB48[公式]

2013年10月27日 11時11分31秒 | 映画・その他レビュー
鎌倉つながりという話ではないのですがw
私の出身地でもある神奈川県が、佐賀県に続いて「恋するフォーチュンクッキー」のMVに参戦してます。

地元過ぎてあまり自覚はなかったのですが、神奈川は有名どころがギッシリなんですよね。
横浜は言うまでもなく、御用邸のある葉山町、歴史の教科書には必ず載ってる鎌倉・小田原、そしてエヴァンゲリヲンでも有名になりました箱根、箱根と並ぶ温泉地湯河原、金太郎でおなじみ南足柄、はやぶさで一躍脚光を浴びたJAXAがある相模原、青森県の大間にも負けないほどマグロで有名な三崎、百恵ちゃんのヒット曲にもありました(古い?)横須賀、外しちゃいけないサザンの出身地茅ヶ崎(ちなみに「湘南市」は実現しませんでした)。
私もけっこう地元愛あるな(笑


恋するフォーチュンクッキー 神奈川県 Ver. / AKB48[公式]

知事が一番ノリノリですねぇ。


登場する県内のスポットはこちらで紹介されていますよ。

神奈川県HP


今日は宮城県の知事選です。
投票行かなきゃ!

ムード・インディゴ

2013年10月06日 06時05分03秒 | 映画・その他レビュー
このブログのタイトルはボリス・ヴィアンの小説「うたかたの日々」にちなんでつけましたのですが、
その「うたかたの日々」が映画化されました。

原題は「L'ecume des jours(日々の泡)」。
原作通りのタイトルなのに、なぜか英語のタイトルは「Mood Indigo」。
直訳すると「藍色気分」?(なんか違う・・・)

本国フランス以外の公開はインターナショナル版(95分)のようです。
ぜひディレクターズカット版(131分)で見てみたい!
DVDが出るのを待ちますかね。
うちのダンナには興味がないでしょうけど。

Mood Indigo公式サイト

テッド

2013年08月18日 16時35分31秒 | 映画・その他レビュー
久しぶりに映画を見ました。
といってももちろん家で。
なんとなく気分がクサクサするときは、笑える映画に限ります。


テッド」(2012年 アメリカ 原題:TED)

友だちのいない8歳の少年ジョンが、クリスマスにくまのぬいぐるみをもらいます。
お腹を押すと「I love you」と言ってくれるかわいいテディベアに夢中になるジョン。
本当に話せればいいのに、と天に祈りを捧げます。
すると翌朝。
奇跡は起こり、くまは自らの意志で喋り始めます。
大喜びしたジョンは「一生の親友」と約束します。

喋るくまのぬいぐるみ。
世間は驚き、TVのゲストに招かれるなど一世を風靡します。
しかし奇跡も見慣れてしまえばただの日常。
ジョンとテッドは一緒に成長・・・27年の月日が経ち、ジョンは35歳、そしてテッドは下ネタジョーク満載の中年おやじベアになっていました。
しかし、ジョンは付き合って4年のロリーというキャリアウーマンの彼女から、自分とテッドのどちらかを選ぶよう迫られ・・・


というお話。
R15指定です。
確かにお下品なセリフ満載。
字幕版で見たのですが、訳した方はすごいと思いました。
うまい具合に日本的な表現に変えてますから・・・って別に英語がわかる訳じゃないですが

ジョンとテッドの関係は、最初は「ライナスの毛布」的なものかなと感じましたが、見終わってよくよく考えると「のび太とドラえもん」なのかもしれません。
テッドは自分の何もかも認めてくれる優しい存在。
それに27年間も甘えて寄りかかってきたために、ジョンは優しいだけが取り柄の優柔不断な意志の弱いダメ男になっちゃった訳で。
途中で二人(?)が殴りあいの大喧嘩をするのですが(ぬいぐるみのくせにテッド強い!ジョンがヘタレすぎるのか?)、その中で「決めたのは君の意志だ」というテッドの言葉がそれを象徴しているように思えました。
だからこそジョンはいつまでも大人になりきれず、ロリーに「このままテッドと一緒にいたらダメになる」と諭されてしまうのです。

恋人役のロリーを演じたのはミラ・クニス。
ザ・ウォーカー」という映画で「第二のアンジー」といわれたほどのカッコいい美人さん。
ブラック・スワン」でも自由奔放な新人ダンサーを演じてましたね。
今回はなぜかダメ男ジョンと付き合ってるバリキャリ役。
ジョンのダメっぷりに泣かされながらも別れられないビミョーなところがチャーミングでした


失踪

2013年02月13日 05時46分15秒 | 映画・その他レビュー
キーファー・サザーランドといえば「24」が有名ですが、一番印象に残っているのは「失踪」という映画。
見たのはちょうど20年前ですね。
「24」がヒットするよりうーんと昔から、幼馴染がキーファー・サザーランドのファンでした。
私もなんとなくその名前が記憶に残り、DVDを借りに言ったときに
「あ、これ○○ちゃんの好きなキーファー君だ」
と思ってなんとなくレンタルしたんですね。


失踪」(1993年 アメリカ 原題:THE VANISHING )

作家志望のジェフ(キーファー・サザーランド)は恋人のダイアン(サンドラ・ブロック)とドライブ中、些細なことでケンカする。
そしてサービスエリアで「飲み物を買ってくる」と車を降りたダイアン。
彼女はそのまま消えてしまった。
それから3年。
ジェフはダイアンの手がかりを必死に探し続けていた。
その過程で新しい恋人リタ(ナンシー・トラヴィス)を得るが、それでもまだダイアンを探し続ける。
もはやそれはダイアンを取り戻したい一心ではなく、なぜいなくなったのかという「謎」を解き明かしたいから。
そんなジェフに愛想を尽かしてリタが離れていこうとするとき、ジェフの元に犯人と思しき男からの連絡が入る。


かなり怖い部類のサイコ・サスペンスです。
何しろ犯人が×××。
私史上、最も怖かった「冬の嵐」に匹敵するかも。
だからこそ20年以上経っても鮮明にストーリーを覚えているんでしょう。
見たことすら忘れてまた見ちゃう映画も多い中(笑)、これはけっこう稀有なことだと思われます。


DVD三昧その後

2012年12月25日 05時28分57秒 | 映画・その他レビュー
ミッシングID

平和に暮らしていた高校生が誘拐された子供を捜すサイトで自分によく似た子供を見つけ、思わず運営者に連絡を取ったところから、人生が大きく変わっていく。
両親は殺され、家は爆破され、訳もわからないまま幼馴染との逃避行を余儀なくされる。
・・・というお話。
結局またCIAもの。
アクションはなかなかすごいです。
しっかし、ストーリーが平坦。
悪い奴がすぐにわかっちゃうし、盛り上がりに欠けるというか、コレといった山場がないです。
高校生が屈強なプロの殺し屋たちを倒していく!な~んて、まるでアイドル映画。
主演のテイラー・ロートナーはティーンに絶大な人気を誇る「トワイライト」シリーズに出てるとか?
すみません、おばさんは未見です


ダークナイト・ライジング

バットマンシリーズはだいたい見ていますが、すみません、すでにストーリー忘れてます
だもんで意味わからないし、会話の中で出てくる名前も誰のことだったかわからないし、おまけに長い!(165分)
最後まで見続けるのはけっこう辛かったです・・・

見所はキャットウーマンのアン・ハサウェイかな。
ルパン三世における峰不二子的な役回りがなかなかいいです。
ハル・ベリーのキャットウーマンよりカッコいい気がしました。



教訓:シリーズものは一気に見るべし。

DVD三昧

2012年12月24日 10時45分41秒 | 映画・その他レビュー
寒くてどこにも行く気が起こらず、久しぶりにDVD三昧。
一気に5枚も借りてきましたよ~

・・・しかし、1枚目からダンナの選択眼を疑う結果と。


バトルシップ

アメリカ海軍とか日本の海上自衛隊がハワイで合同演習をしているときにエイリアンの攻撃があって・・・
というお話。
浅野忠信さんが出てて、ちょい話題になった映画ですね。
ジョン・カーター」にも主演していたテイラー・キッチュが若き頃のトム・クルーズを彷彿とさせます。
なかなかカッコいい
そういえば、ストーリーも「トップガン」っぽいかも。
話の筋が、ということではないんですけどね。
なんかこう、話に深みがないというか、とりあえずエイリアンの第一陣をどうにかこうにか撃退しただけであっけなくハッピーエンドという能天気さが・・・


アメイジング・スパイダーマン

シリーズ最新作ということなので、今までの続きかと思ったら、そうじゃなかった・・・
映画館で、3Dで見たらおもしろかっただろうなぁ。
思わず3Dテレビが欲しくなる?  ・・・買わないけど(笑


デンジャラス・ラン

原題は「Safe House」
なのに、なぜわざわざ横文字の邦題をつける?

序盤は甘ったるくまだるっこしく「何の映画だ?」と思うほど。
ところがデンゼル・ワシントンが登場したあたりからスパスパと展開も早くなり、俄然おもしろくなってきました。
彼の役柄は元CIAの凄腕エージェントながら、現在は世界をまたにかけて絶賛指名手配中の男トビン・フロスト。
ライアン・レイノルズ演ずるもう一人の主人公マットは隠れ家(Safe House)を管理する新米のエージェントです。
なぜか突然出頭してきたトビン・フロストがマットの隠れ家につれてこられます。
初めての「客」。
しかもかの有名なトビン・フロストを迎えたマットはあわあわしています。
そこにトビン・フロストを狙う集団が襲ってきて
・・・というお話。

二人が追いつ追われつ、協力したり出し抜いたりの逃避行を繰り広げていきます。
生身で格闘してるシーンが多くて痛そうです。
「最終的にはこいつが一番悪い奴なんだろうなぁ」と思っていたら正解でした。
そういう意味ではこれもストーリーに深みがないってことなのかも?



さて、あと2枚見なきゃ。

ジョン・カーター

2012年09月22日 08時49分26秒 | 映画・その他レビュー
ジョン・カーター(2012年 アメリカ 原題:JOHN CARTER)

子供の頃にわくわくしながら読んだ「火星のプリンセス」。
私のSF好きの原点となったのは「宇宙戦艦ヤマト」でしたが、アニメを見るということではなく、SFを「読む」ということが好きになったのはこの本との出会いだったと思います。
挿絵もステキでした。

南北戦争が終わり、軍人だったジョンカーターは金鉱を探してアリゾナを旅していました。
ようやく金脈を見つけたところでアパッチ族に襲われ、洞窟に逃げ込みます。
そこで彼は不思議な力によって幽体離脱し、気が付くと火星(バルスーム)に移動していました。
地球とは違う重力の中、超人と化したジョン・カーターはさまざまな葛藤を越え、プリンセス、デジャー・ソリスと彼女の王国を守るべく戦いに身を投じるのでした。

この映画に出てきた火星のプリンセス、デジャー・ソリスはまさしく挿絵通りの造詣。
絶世の美女かどうかといわれるとそれはまぁ人それぞれの基準があるのでなんともいえませんが、賢く強く美しい王女さまのイメージそのものでした。

海外ではあまり高い評価を得ていないのですね。
でもスターウォーズのように3部作の第1作目として製作されたようなので、続きが楽しみです。
ダークエンジェルやターミネーター サラ・コナー・クロニクルズのように打ち切りにならないといいのですが。
(まぁ、この2作はテレビですけど)