うたかたの夢

キャバリアとかぎ針編み、社労士試験に向けて勉強の日々を綴ります。

寿退職

2011年01月31日 04時51分41秒 | 会社とか仕事とか
入社2年の部下から
「お話があるのですが、お時間とっていただけますか?」
と、いわれたのが2週間ほど前。
「ひょっとして・・・?」
と予想したとおり、結婚が決まったことの報告と退職の申し出でした。

そろそろ彼氏とゴールイン間近ということは聞いていたし、結婚したとしても仕事は続けたいという話もしていたので、まーさか、寿退職するとは思っていませんでした。
最近は想定外のことがよく起きます・・・
おめでたいことだから、仕方が無いんですけどね・・・

うちの会社は事務職とは言っても、時間から時間までいればいいという働き方ではないし、普通のダンナさんだったら「辞めろ」というのは当たり前でしょうね。
しかも彼が転勤族なので、転勤が決まったときに急に退職することになったら会社に迷惑をかけてしまうので、であれば結婚を機に辞めたいというのが彼女の話でした。
しかし、昨年秋に1名が退職してその後の人員補充も無いという状況の中、さらに彼女が辞めることによって課がたいへんなことになるのは彼女自身もよくわかっています。
なので、退職の時期は相談の上で決めたいと彼女は言いました。

「で、自分としてはいつごろ辞めたいと思っているの?」
と私は訊きました。
「できれば3月・・・」
と彼女は答えました。
「ん、それじゃ、それで進めましょう。」
「いいんですか?」
「後のことは私が考えるから、あなたは自分の幸せを最優先に考えて行動しなさい。」
私がそういうと、彼女は目をウルウルさせながら「すみません」を繰り返しました

今まで育てた部下の中でもとびきりマジメで謙虚な子で、遠慮しすぎるのが欠点なほどです。
結婚となると相手のことも相手のご家族のこともあるし、かといって、仕事も人が足りないのはよくわかっている。
だからすごく悩んでいたようです。
でも、会社なんて結局「あなたがいなければどうしてもダメ!」というほどの人材は社長とか会長とか経営陣だけであって、その他大勢はいくらでも替えがきくんですよ。
(まぁ、経営陣であってもお取替え可能な場合もありますけど・・・ね)
もちろん彼女がいなくなったらしばらく大変だし困るけど、そんな程度のことと引き換えに彼女の幸せ計画を歪める訳にはいかないのです。

決断が早いのだけは私の特技 (あ、でもそれは仕事のことだけに限定されます
決めたらさっさと次のことを考えます。
で、ちょっとアクションを起こしたら、なんだかまた予想外の展開になってきました。
そうやって悩みが増えるのもまた楽しかったりするんですけど

しかしまぁ、こう退職が続くと、なーんとなく淋しい気持ちがします。
おめでたいことだから仕方が無いのですが・・・


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