古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

古川FPが島根と松江市を中心にクチコミとITを駆使して企業コンサル・地域観光興し・個人家計見直しを、自由に感じたままに!

ダメな経営者は人件費をカットする?

2015-03-25 19:30:52 | 経済・地方・経営

マネーの達人新しいコラム
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原材料や燃料代がアップして

商品に転嫁すれば

顧客が離れ経営を圧迫すると

ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人社長から

カルビー会長兼CEOの松本氏が指摘



コストアップを価格に転嫁する理屈は生産者側

そのような考え方は20世紀に終わっていると指摘

現在は

消費者主権の時代に入り

顧客の視点からものを見ないといけないと

ごもっとも当然至極

収支が苦しくなっているのは消費者側も同じ

消費税は引き上げられ

物価も上昇している

しかも

燃料代の高騰で家計は

電気代やガス代の支出がアップしている

確かに給料が上がった会社も少しあるが

あくまでも大企業

地方の中小零細は未だアベノミクスの恩恵を受けていません

ですから

家計支出増を吸収できるほど給料はアップしていません

今まで買えていたものが買えなくなっている

それが今の現実だと

そのような時代こそ

経営者なら知恵を絞り汗をかかなければならないと

品質を高めてコストを下げ新商品を開発する

以上の3つが不断の努力で取り組み続ける事が

トップの使命だそうです



以前は

コスト削減と変動費に分けて取り組む事が重要だったとか

しかし今は?

変動費を抑える事は難しくなってきた

無駄を探し出し無駄を省き横ばいに抑える

合理化の改善を常に考えるのが経営者の仕事だと

しかし合理化の中で

人件費削減は禁じ手でダメな経営者ほどそこの削減に目をつける

従業員の賃金を抑えれば

優秀な人は転職して残った人もやる気がなくなる

さらに

従業員を減らして派遣社員や契約社員を急激に増やすのも考えもの

一般的に有期雇用者は会社に対するロイヤルティーが高いので

反対に短期雇用を増やすと組織力が弱くなる

会社は

「この指とまれ」のトップ経営者理念が必要で

従業員の心を1つにしなければ成長なし

従業員を大切にしない会社は結局のところ長続きしないと

人を合理化する前にまだやるべき事が有ると

税率3%アップ程度は経営努力でカバー



値上げの前にやるべき3つのポイント

1、消費者が求めている価格から逆算して物づくりを考える

2、品質を高めコスト削減を絶えず見直す

3、価格維持や引き下げのツケを人件費削減に回さない



業種によって

捉え方は色々でしょうが

大きな方向性はこうあるべきだと思います

簡単なようでなかなか実行できないのが難しいところですね

しかし

家計の中身を見てゆけば

努力なしに税などを簡単に転嫁した店やメーカー商品は

価格を吟味して

家計に優しい場所を探している事は間違いなさそうです

耳が痛い指摘ですが傾聴する努力が必要ですね!




情報元:日本経済新聞




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