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通信教育大手ユーキャン(東京・新宿)が4月10日まとめた定年を迎えた団塊世代のサラリーマンを対象にしたアンケート調査を発表しました。
結果は「1カ月に自由に使えるお金」は定年前が平均57,500円だったのに対して定年後は平均36,000円と2万円以上減少した結果になったようです。
定年後の生活は「悠々自適」か「質素倹約」のどちらが当てはまるか二択で聞いたところ、「質素倹約」が62.7%に上り、理由としては「退職金と貯金が少ない」「多額のローンが残っている」などが挙げられたようです。
退職金の使い道を複数回答で聞いたところ、「貯蓄」(67.7%)がトップで、「ローンの返済」(35.3%)、「金融商品の購入」(24.0%)が続き、高いと思われた「旅行」は23.6%にとどまったそうです。
調査は2月23日~3月2日にかけてインターネットで実施して、2007年に定年を迎えた既婚で子どもがいる団塊世代の男性サラリーマン300人が回答したそうです。
300人とはどんな層なのか?気になるところですね?定年前の平均のお小遣いを見れば、2年前(2006.6.3・当ブログ・お父さんのお小遣い5万8千円の平均額は多数派なのか?参照)指定したように平均の捉え方を押さえなければ、いけないと・・・
前回の調査には親切に、分布が少し触れられています。1万円未満が8%、1~3万円が24%、3~5万円が32%で平均額より少ない人の全体の割合が64%です。ちなみに、平均額の範囲にある5~10万円の人が21%、50万円以上が0.4%、残りの14.6%が10~50万円となるのでしょうか。今回もこの様な分布でしょうか?
年金問題と後期高齢者医療の問題や介護関係の問題等々で、昔言われたような退職後は、第二の人生黄金期とはかなり事情が違うようですネ!退職金の使い道での一番が「貯蓄」67.7%と最下位が「旅行」23.6%が未来の明るさを示し、節約型の第二の人生プランになっているようですね。旅行が余りにも低く、将来展望を感じさせて貰えない事が、数字にも表れ、私の住む街の温泉街も再び陰りを感じつつ有ります。
情報元:PowerFP
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