マンションから作家誕生前夜

このマンションから作家誕生です。　クリック
まだ本屋さんに出ていない出来立てのほやほやです。

目が見えない生活に慣れていた普通の女の子が、
ある出会いがきっかけで、目の手術をして初めて目を開けた時の

大きく深呼吸してから目を開けた。！！！
いくつもの光、まぶしすぎて目を開けていられない。
しかも割れたガラスに反射するようにあちこちで屈折している。
「眩しい・・・何も見えない」自分の中で何かが崩れだす。・・・・・

言葉が出なかった。今までもずっと景色や人の顔など頭で描いていたから、
今、私の目に映っている女性の顔が空想なのか現実なのかわからない。自信が無い。
横を見ると母と父（らしき男性）が立っている。
これも空想かもしれない。私が最初に言った一言は、「何か黒いのがついている」。
とたんに看護士が恥ずかしそうに笑い出した。
そして母はこの黒いものに疑問を抱いている私を笑いながら慌てて制した。
「あんた、それはほくろだよ。女性に向かって失礼な」ほくろ？

あとがきに
一人でも多くの方が自分の小さな幸せに気づいてくれれば嬉しいです。
職場や学校が辛くて苦しい人、でもそんなあなたをうらやましく思っている人もいます。少し角度を変えてみてください。

胸がいっぱいになり涙が流れましたが、
本を読み終えて今はすがすがしい気持ちになりました。
そして勇気や希望もいっぱい頂きました。

皆さんも頑張っている彼女を応援してあげてください。
ちなみに定価は１３００円です。