涙ながして・・・

ひどい暑さでした。

前日の寝不足で昨夜はぐっすり寝込んでいたところ、
鍵を開けてほしいと呼ばれて、寝ぼけた顔ででてみれば、
今年入居したばかりの彼でした。

夢遊病者のようにふらふら壁にぶつかりながら
開けてあげて、翌日の朝の9時に鍵を取りに行く時に
閉めてあげる約束をしたようです。（覚えてない）

急に娘から「○○を持ってきてほしい。」
と呼ばれて、車を走らせて行く事になりました。
出かける前に「鍵を閉めてください。」と言われて

あ～～そんなことがあった・・・・

娘の頼まれ物を渡したついでに献血をしたいからと言われ
献血ルームまで付いて行ったのですが、そこで
献血を終えて出てきて、私達親子の前に座った
年配の男の方に、話しかけられました。

「二人は親子かい？。」
「はい。」
「似てねべ～～。しいっかり血を調べてもらって本当の親子か調べてもらったらいいべ～。」

このあたりでもう涙が出るほど可笑しく
場所が静かな献血ルームなので、バックからハンカチを出して
笑い声が漏れないよう押さえ、おさえ（笑）

私は白髪をうすいブルーに染めているので
「お母ちゃんは、外国からきたのかい。？」

「練馬から来ました。」
「ほんだら、アメ車で来たんかい。？」
「こ・国産です。」

「お嬢ちゃん、おれんとこの息子と結婚ば、してくんね～～がな～。」

シ～～ンとしている献血ルームにこの会話が響き渡っていました。

娘の名前が呼ばれ、中に入っても

「あの子は、おどなしそ～～な顔してけんど、きついべ～。」

すべて終わって、送っていく途中にその話をしたら
「ほんと、当たってるね。」

疲れた体も心も、今日の出来事で、
笑い涙と一緒に流せてスッキリしました。