カマキリの災難

昨夜は９時に熟睡してしまいました。
枕元のスマホが鳴り響いて起きてしまいました。
『虫がいるんです。取って下さい。』と　悲痛な叫びでしたが
寝込んでいた為にとにかく目が開かないので

『ゴミ置き場に備え付けてある殺虫剤はかけてみた？』
『かけたけど、死なないんです。今にも飛びそうで怖いんです。』

そろりそろりと階段を下りてマンションに向かいましたら
すでにエントランスで待っていました。

お部屋に入ってどこ？
『ベランダです。網戸の中から殺虫剤を‥‥。』
見ても見えませんが、網戸は殺虫剤で濡れています。

そこそこ。と言われたところを見てみると

洗濯物のタオルにギザギザの前足をひっかけて
見慣れた普通のカマキリがこちらを見ているようでした。

ビニール袋で取ってみたらすでに死んでいました。
死んでも爪がタオルに引っかかって落ちなかったのでしょう。

『あなたの実家の方にカマキリは居ないの？』とつい聞いてしまいましたが
東京でしたら珍しいので、子供たちが集まってワイワイ騒ぎそうです。

寒くなって来たので先日も我が家の階段で死んでいるのを見かけました。
寿命かもしれない所にたっぷり殺虫剤を吹き付けられて災難でした。

今年はこれで２軒目です。
１件目は部屋の中に蜂がいるから助けてと言われて行ってみたら
普通のハエが一匹でした。
よほど虫が嫌いなお嬢さんお坊ちゃまが多いのでしょう。
殺虫材も蜂用・ゴキブリ用・蠅蚊用と揃えているのですが

死んでも死んでも吹き付け続ける為か
殺虫剤を空にして元の場所に戻してあります。

出来ましたら空になったら、ゴミの方に移動をお願いいたします。