ふわりのにちにち ~造園家・野草家の武蔵野の山野草と雑木の庭づくり~

心象風景をかたちに・・ 童心にかえる ふわりの庭
株式会社 風 代表取締役
造園家・野草家 楠耕慈 のブログ

郷愁

2011-06-27 18:05:51 | 日々のこと









先日の小森宗柏先生のお稽古でのお花。


お教室のある「柏庵」へは、後楽園の駅を降りて、礫川公園の中を抜けて行きます。

この礫川公園には、小さい頃によく蝉取りに来ました。

というのも、祖父母の家が近くにあり、夏休みにはよく遊びにきたからで、今は判りませんが、当時は都会の只中で、沢山の蝉が取れたものでした。

ちょっと懐かしくて、同じ道を歩いたのですが、月並みですが「こんなに小さかったっけ?」と、ちょっと意外でした。

ただ、本当に懐かしく、ちょっとうるうるときたりして・・。

子供の頃は、祖父母の家が田舎ではなく、都会だった事を少し恨めしく思ったものですが、今では都会での蝉取りも良い思い出・・。

ある意味、この場所が自分の故郷かもしれません。

それにしても、子供の頃を懐かしむのも涙もろくなったのも歳をとったせいでしょうかね 笑。


この辺りは不思議と縁があって、柔道整復師の国家試験もこの近所でした。

実は、お客さまも文京区には多い。

きっと、祖父母が天国で縁を繋いでいてくれているのかもしれません。

そういえば宗柏先生もどこか祖父に似ていて・・。

少しでも長く、お茶や茶花の事を学びたいと思っています。







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