久しぶりに映画を観ました。
今回観た映画は
1988年に公開された「星の王子 ニューヨークへ行く」の続編、
「星の王子 ニューヨークへ行く2」です!
前作はこちら↓
原題は「星の王子 ニューヨークへ行く」ではなく、
「Coming to America」なんですよね。
もう金曜ロードショーなどでよく観たので、
前作のストーリーはかなり頭に入っています。
一応前作のあらすじをお伝えしますね。
■1作目のあらすじ
野生生物も多く生息するザムンダ王国の王子である主人公アキーム。
過保護な両親、勝手に決められた婚約者、
そして言いなりになることに疑問を抱かない婚約者自身…。
せめて自分の伴侶は自分で決めたいと、
遠路はるばる世話係セミと共にニューヨークへと渡ります。
そこで出会ったのがリサという女性。
セミがニューヨークでの暮らしにげんなりしたり、
王様と王妃様がやってきてリサと彼女の父親に冷たい言葉を投げかけたり…。
すったもんだがありつつも、二人は無事に結婚し、
ザムンダ王国を継承したのでした。
という物語。
■2のあらすじ
2は1から30年後を描いた作品なので、
主人公アキームと妻となったリサの間には3人の子どもがいます。
王位継承権となり得るのは男児のみという法律ですが、残念ながら全員女の子。
かつてアキームの婚約者として選ばれた隣国の将軍、イジーからは、
両国の友好のために自身の息子、または娘と婚姻関係を結ぼうと言われていますが、
ちゃらそうな将軍の息子を気に入らず断ってしまうアキーム。
一方で、余命わずかな父親からは、「お前には息子がいるはずだ」と告げられます。
なんと、かつてニューヨークへ行った折、
薬を使われて関係を持ってしまった女性がいたのです。
その女性はその後男の子を出産。
その彼を王子とすべく、再びアキームはニューヨークへと行くのでした。
■感想
前作では、かなり誠実な男性という設定だったので、
侍従のセミのせいでアキームが他の女性と関係を持つ設定は
ちょっと苦しいかなと感じてしまいました。
案の定、息子であるラヴェルとその家族を連れてきた時には、
リサや三人の娘は簡単に受け入れられていませんでした。
だって、何にも言わずに勝手にニューヨークへ行ってきたんですからね!
そりゃ怒るでしょう…という感じ。
しかも、長女のミカは帝王学を幼い頃から学んでいて、
いつか自分こそが王位を継承するのだ!と思っていました。
またラヴェルは30歳を超えるのに、定職につかず、
ふらふらとしているので、それもなかなか他の家族に受け入れがたい点だったのかも。
でも、王子としての教育がスタートして、
周りの人から様々なことを見聞きして少しずつラヴェルも成長していきます。
最初とは全然違う顔付になっていくのも見どころでしょうね!
30年前、国のしきたりとして婚約者を決めたアキームの父であるジャファ王。
2でも国のしきたりや考えが苦しめます。
女性は王位継承権を得ることができないから、
王子を探してきたけれど、
それですべてが解決するわけではないですよね…。
昔も今も、同じ理由で人は苦しんでいるんだなと感じました。
今作の見どころは、1作目に登場したキャラクターが再び登場する点!
ニューヨークへ渡ったアキームとセミが留学生と偽り働いた
マックにそっくりなマクドゥーウェル の店長であり、
義理の父親となったマクドゥーウェル さんもまた登場しています♪
もちろん、同僚だったバーガーショップの従業員も、
今はザムンダ支店で働く従業員です(笑)
かつて婚約者として選ばれた女性はイジ―将軍の姉として登場。
今も犬のマネをさせられている状況です…。
また、床屋さんのメンバーや、牧師さんも登場します。
変わらないやり取りはちょっと懐かしくもありました。
ちょっと笑えて、ちょっと考えさせられる、そんな作品です。
今作品はコロナウィルスの影響もあって劇場公開が断念されました。
しかし、アマゾンプライムで配信が決定!
劇場公開だったら、観ていたか分からないですね。
でも、観て正解!
なかなか面白かったですよ。
プライム会員さんはぜひチェックしてみてください。
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