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韓国中央日報のダメ記事

2014-01-13 | 靖国参拝

韓国の中央日報は「戦犯に対する米国の二重性」という記事の中で、靖国神社参拝に関する米国の反応について米国を批判してます。
カン・チャンホとかいう記者が書いている記事のようですが、記事の中には「米国政府はこのように徹底的にナチスの蛮行を問いただしている。しかし[米独関係を損なわせる行為]という非難はどこからも聞こえない。」
というものがありますが、当たり前のことです。

「国家関係を損なわせる行為」の責任の所在や責任を問う根拠となる国際法などありません。中韓が参拝問題に関して「国家関係を損なわせる行為」の責任を問うのが正当として抗議するのであれば、その国際法上の根拠を示すべきですが、そのようなものは完璧に存在せず、中韓政府も何ら示すことが出来ません。

それはつまり、中韓が靖国参拝に干渉し中傷することを合理的とする根拠が地球上に存在しないと言うことを示しています。

中国などは東京裁判、国連憲章、日中で交わした重要文書、などと、いい加減な形で言ってたりしますが、具体的に何条に違反するのか示していません。参拝を違法とする規定など存在しないからです。

基本的人権の一つとして国際法上、保障されている宗教活動としての「参拝」を違法とする条項のある文書など日本は調印も締結も批准もしてません。

中国のやっていることは間抜けな、はったり芝居です。実にくだらないものです。


このカン・チャンホが書いた中央日報の記事でも「国際条約を違反して侵略戦争を企画・開始・遂行した容疑(平和に対する罪)」でも、「処刑したA級戦犯14人が合祀されている。」などと、書いてありますが、戦争犯罪は法的に解決済みであり、戦犯は処刑され罪は消滅しています。

罪が消滅している「元」戦犯が、圧倒的に大多数の他の霊と合祀されているだけの神社を参拝するだけのことで、「平和に対する罪」とやらが問題にする法的根拠となる訳がありません。

中央日報はそんなことも判らないのでしょうか。

 

「首相が靖国を参拝するのは、ドイツ首相がヘルマン・ゲーリングやルドルフ・ヘスのようなA級戦犯が埋められたところを参拝するのと変わらない」、
という記述も完璧に間違いです。

そもそもナチスドイツと日本は戦争に至る経緯が違うし、戦争中にしてきた内容も異なり、それぞれの国、政権の責任、大臣の責任も異なるものです。
ドイツと日本を同一視して論じること自体が馬鹿げています。

「ナチスドイツの過ちにはテラバイト級メモリーを持ちながらも、日本の蛮行には記憶喪失患者に急変する米国政府を韓国をはじめとする国際社会は理解することができない。」というのも間違い。

米国は「参拝」についてドイツに干渉したことがあったでしょうか。そんな事実を聞いたことがありません。


中央日報はジョンズホプキンス大研究員のデニス・ハルピンという奴の「東條が合祀されている靖国を参拝する安倍の行動は、ウサマ・ビンラディンを参拝するのと同じだ」という言葉を紹介してますが、これも間違いです。

ウサマ・ビンラディンはただのテロ殺人犯罪者に過ぎず、国家指導者ではありません。むしろ同じテロ殺人犯罪者であった安重根に類するもの。ビンラディンは裁判も経ず、刑にも服していないもので、第二次大戦の政府指導者と同じ様に考えることは完璧に不可能です。

しかしながら、ビンラディンや安重根の霊をどこかの宗教施設が他の多くの霊と合祀して、後にどこかの政治指導者、国家指導者が参拝することがあったとしても、それが純粋に宗教的活動として霊を弔うもの、冥福を祈るものであれば問題はありません。それは彼個人の生前のテロ犯罪を支持したり礼賛するものではありません。
宗教的目的による宗教活動と、政治的思惑とは明確に区別されなければいけません。その区別が出来ない未熟な思考が、不要な摩擦を生じさせるのです。

韓国政府が中国政府に頼んで安重根の記念碑を中国領内に建てようとしているのは、宗教的なものではなく、安重根のテロ殺人犯罪を顕彰記念するものなので問題です。

韓国は慰霊目的の宗教行為に過ぎない靖国参拝に関しては戦犯だからと問題視する癖に、宗教、慰霊目的ではない顕彰記念施設を、明確なテロ犯罪者、刑事犯罪者であるにも拘わらず安重根については建てようとしているのは大いなる矛盾です。韓国のしていることは「テロ殺人を容認する」と見られても仕方の無い行為です。批判されるべきは韓国の方です。韓国人は自分たちの独善的で偽善的な矛盾に気づくべきです。


中央日報の記事には、「韓日関係が冷え込んだのは、妄言・妄動を繰り返してきた日本に責任がある。そのような日本をほう助した米国も非難を免れない。」とありますが、これも間違いです。

歴史は科学的合理性が重要であって、基本的な事実が新たに明らかになれば、それに基づいた政府認識や声明が変わるのは当たり前のことです。
また、靖国参拝は国際人権規約(B規約)第18条に保障される合法的な基本的人権の行使に過ぎず、問題にするべきことではありません。韓国がどうしても問題視したいのであれば国際司法裁判所に提訴すればいいことです。それが出来ないのは韓国自身が
国際人権規約に違反している無法者であるからに他なりません。

米国に関しては、ほう助も何もしてません。そもそも米国は参拝活動に関係してませんので当たり前のことです。米国は他国民の宗教活動に干渉しないと言う極当たり前の世界的常識に基づいているだけです。非常識なのは韓国、中国であって米国ではありません。

韓国は自分たちが、国際法たる国際人権規約に違反し、日本の憲法を破って日本国民の宗教の自由を侵害し、主権侵害をしていると言う、とんでもない間違いに気づき、反省するべきです。韓国中国が関係悪化の原因だと言うことに気づくべきです。

どんなに戦争だの戦犯だの言ったところで、第二次大戦も戦犯も法的に解決されているので無駄なことです。現行国際法より昔の解決済みの事柄が優先することはありません。そんな国際法は存在しません。誰でも簡単に判ることです。

そんな簡単なことも判らないのは中韓が未熟で蒙昧だからに他なりません。どんなにピーピー騒いでも
国際法が曲がることはありません。中韓は自分たちのみっともない幼稚な我儘に気がつくべきです。

中国韓国は国際関係を悪化させない為に、基本的な国際法を守るべきです。
簡単なことです。

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戦犯に対する米国の二重性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140113-00000044-cnippou-kr