「お疲れ様です。」
以前のブログで「ラジオ」の事を記したのですが、
私の悪癖がまた出まして、、、、。
以前のブログでは「SONY ICF-250B」という古いラジオを購入してクリーニングやケースの修理等を
した事を記しました。
これでラジオ熱が落ち着くのかと思いきや、色々と調べ始める事で高熱になってしまい。
必要も無いのに、また購入してしまいました。
「SONY ICF-250」と言うラジオ、、、と
「SONY ICF-4250」と言うラジオです。
一台目購入から1ヶ月位しか経過していないのに、、、
比較です。
これは以前購入した「SONY ICF-250B」と言うラジオです。
「SONY ICF-250」に「B」の機番が付いて「SONY ICF-250B」として
発売された様です。
はい!「どれも似た様な物じゃない!?」とかは言っては、いけません!
どうやら「SONY ICF-250」が1970年(昭和45年)に発売され、翌年の1971年(昭和46年)に
機番に「B」を加えて発売された様です。
そして更に一年後1972年(昭和47年)に「SONY ICF-4250」が発売された様です。
(どれも私より先輩です。)
どれも恰好が良いと思いませんか?(完全な主観と私の脳に変なフィルターが掛かっているので)
ICF-250Bの機体はブラックを基調とし、サイドにブラウンの合皮で高級感を醸し出す
なんて事は現在では中々、思いつかない発想だと思います。
ICF-250はシルバーとブラックで硬派な中にもシャープさを感じさせてくれます。
SONY ICF-4250はスイッチ等の位置が変更され、ルックスがよりモダンな印象になっています。
(もう一度言いますが、脳に変なフィルターが掛かっています。)
この2台は稼働品と言う事で、購入した当初は綺麗に音も出ていましたが、
突然!「ガァッ ガッ、、、ピッ、ガッガッー」とガリが出てきてしまいました。
「え~ 前のラジオは不動覚悟で買ったから良いけど、これは悔しい!何とかならな~い?」
と言う事でネットで調べてみると
「KURE CRC コンタクトスプレー」なる物がラジオ等(他にも色々と)の
電気系の接点の機能回復を図れるとの事で早速購入しましたが、
「本当に?これで直るの?どうゆう原理で~?」少し半信半疑です。
分解し、以前ICF-250Bの時を教訓にボリュームスイッチ付近に
(ICF-4250はTONEのHIGHとLOWが今一つだったので)
綿棒に染み込ませたコンタクトスプレーを塗布、、、
電池を入れて電源をON!「おっ!あからさまに違う!」
これもまた以前の教訓でダイアルのミニマム~マックスの間の各ポジションで
少しずつ、スプレーで塗布を繰り返し(この時は電池は抜いています。)
電源を入れると、、、「マジかぁ!本当に直った!えっ本当に?」
「呉工業株式会社様、、、本当に凄い!本当に舐めてました。本当にすいませんでした。」
と言う事で折角ならICF-250Bも再度分解し、コンタクトスプレーを塗布します。
より一層、調子が良くなった気がします。
恐るべし呉工業株式会社!!!
「あれっ?こんなにラジオって要るの、、、本当に?」と自問自答。
でも!良いじゃない!?
でも(「でも」が多いのは自身すら後ろめたいと思っているから?)
数週間に渡り楽しめましたし便利なアイテムや有益な情報に出会えたのでOKです。
「ラジオ」に関する事柄は私の中にも多々あるのですが、数年前に発行された「諸星大二郎」の
「オリオンラジオの夜」が最近の私のラジオ=心象になっていたりします。
「ラジオ」を巡る不可思議なストーリーと其の時代背景が秀逸な作品だと思います。
(本当に諸星大二郎は唯一無二の作家だと思い愛読させて頂いています。)
あっ!あとラジオと言えば自転車のカゴにラジオを積んで大音量で
相撲や野球の中継を流しながら散策している
街の名物おじさん・おじいさんって居ませんでしたか?
私の地元だと何時の時代も居た気がするのですが、、、
(継承制とかあるのか現在も街中で見掛けます。)
ラジオ熱、、、、冷める(覚める)かな?
私、、、、。
「お疲れ様でした。」