価値ある無価値を追い求め~ゲームプロモーション博物館~

VHS・DVD・各ゲーム機ソフトと様々な媒体にわたって存在した【PV】なる存在を追い求めて、ひっそり存在する場所。

スーパーアレスタ PV

2019-10-08 21:09:49 | VHS・スーパーファミコン

記念すべき、第1回目の紹介するゲームプロモーションビデオは・・・

「スーパーアレスタ」
(機種:スーパーファミコン メーカー:東宝 発売日:1992年4月28日)

コンパイルシューティングでおなじみの「アレスタ」シリーズ作品。
昨今の人気の高まりはすごいものですよね~


ではそんなゲームのPVは一体どんなものでしょうか??

紹介にあたって使った画像下に、ツイッターアカウントのウォーターマークを入れておりますのでご了承くださいませー

さて早速VHS再生!




一瞬だけまっ黄っ黄の画面が出てきます。ここからゲームの発売に携わった東宝の映像事業部によって作られたPVだとわかります。映画の東宝のPV、期待が上がる!






な、なんだか堅苦しいフォントだ・・・ まあ1992年ですからね、これがカッコいい部類だったのでしょうか??





単色の背景が連続で続く斬新さにPVがはじまって30秒、既にインパクトは十分!(たぶん東宝さんはそんなにインパクト強める意図はないはず)



ここで早速面白いことが判明。
OP画面が違う!!!



画像お借り元 https://www.youtube.com/watch?v=MmgBFR-Lw2A

どうやらゲームは開発中バージョンらしく、実際の画面に比べてだいぶアッサリ。。
タイトルロゴの違いや点数表示のありなし、機体の作りこみの差は歴然。
進化の過程が見えるのは良いものですね~









東宝の社員さんらしき女性のナレーションがここから始まる。
「東宝が満を持して発表するスーパーファミコンソフト第1弾。東宝の特撮映画スタッフと、シューティングゲームの開発で高く評価を受けているコンパイルが、がっちり手を組み総力を結集したスーパーファミコン専用の完全オリジナルシューティングゲームです。」


先にいっておきますと、私はこういうPVの映像でしかゲームの中身を知らない。。。
なんて作品がほとんどですw
なのでこういった差なんかは動画サイトさんや、その作品のファンの方からの情報まかせだったりします。
なのでこの「スーパーアレスタ」はコンパイルのイメージしかなかったものの、東宝の特撮映画スタッフさんの力がどこらへんで発揮されたのか、知ってる方いましたら教えていただきたいです。。。



画像お借り元 https://www.youtube.com/watch?v=MmgBFR-Lw2A

1面の画面からPVは始まったが、どうやら差はあまりないように見える。
しいてあげれば上下にあるアイテムや自機数の表示方法などであろうか。








以降1つ1つの武器をナレーションの女性が丁寧に解説していくスタイル。
「まず、アイテムの1番はマルチショットです。1番ポピュラーな武器で・・・」
「・・・コントロールパットの上にあるRボタンを押すことで、ショットコントロールシステムが作動し・・・」

”コントロールパットの上にあるRボタンで”という、遠まわしな表現がクセになりそう。
決して間違いではないのですが、普段ゲームを遊んでらっしゃる方にスーファミのあれをコントロールパットと呼んでる派は少ないはず。。














2・3・4番目の武器紹介。ナレーションは武器の特徴の説明とどの状況で使えば有利に働くかの説明が続く。



















5・6・7・8番目の武器紹介。
7番目のスプライトでは
「・・・このアイテムを選択すれば通常のショットに加え、支援攻撃機が加わってきます。この小型でかわいい緑の物体が支援のスプライト機です。」

”小型でかわいい”まではいいが、緑の物体と言う表現方法がちょいと冷たいような気がしてしまう。
仲間なんだから”緑のロボット”とか、”緑の相方”とかでどうですか?








紹介が終わって1面ボスをちょっと見せてPVは終わりに近づく。
「・・・スーパーアレスタとスーパーウェポンという心強い支援を受けて、きっとあなたもあなた自身のパワーアップを味わうことができるでしょう。」

シューティングの醍醐味である、「成長」をしっかりとアピール。当時のシューターにしっかりと伝わったであろう・・・



「・・・東宝のスーパーファミコンソフト第一弾スーパーアレスタ。来年の3月発売です。どうぞご期待ください。」

えっ!来年!?
このフレーズから、どうやらこのPVは結構早めに出されていたと推測ができる。
最低でも発売より3ヶ月前、しかも実際に発売されたのは4月らしいのでソフトは発売より4ヶ月以上前バージョンであろうか。


さてこれでPVは終わりだが、普通シューティングのアピール面だと相手の機体が何がでる?どんなシステムがある?ゲームスピードは?などだと私は考えるのだが、10分間のほとんどを武器に集中して説明していたのは早い時期での販促だったからなのであろうか?
それともそこが超アピールポイントだと東宝さんは考えていたんだろうか、

こんな考察もまた乙なものだったり・・・



それにしてもだいぶ早い時期での販促な気がしてならない。
ここで最初のまっ黄っ黄画面を見直してみると、、、


”販促用プロモーションビデオ vol.1”

ま、まだ他にVHSが存在する可能性があるパターンですか、、、( ´∀`)
と、こういった具合にですね情報が本当にありませんw

vol.1で終わったのか、続きがあるのかもわかりません。
だからこそ皆さんからの情報が頼りなのです!!(しつこいアピール)


でもこの情報が少なく、わからないからこそ何があるかわからないワクワク感があるのも事実。






ぜひとも続きがあってほしいものだな~と望みつつ、いつかこの目でvol.2を見ることを夢見て・・・