日食まであと3週間

日本の陸地で見られる皆既日食として、昨年から話題になっていた皆既日食まで、とうとうあと3週間後に迫ってきました。7月22日(水)です。

とはいうものの、実際に皆既日食を見ようとすると、奄美大島とその周辺の島々でしか見られないわけで、そのほかの地域では、部分日食になります。

それでも、東京でも７割くらい欠ける部分日食になりますので、見ごたえのある部分日食になるのは間違いありません

私は、小さい頃から天文マニアだったので、小学校一年生のときに読んだ科学マンガで、「次に日本で皆既日食が見られるのは2009年」という記事に、遠い遠い将来見られるんだなー、と思いを馳せていましたが・・・それがもうあと3週間後とは

中学生のときに、ロシアで皆既日食があり、日本でも北へ行けば行くほどたくさん欠ける、ということで、天文部の仲間3人と、北海道の留萌のキャンプ場まで行き、93％欠けた部分日食を見たことがあります。さすがに、9割以上欠けると、周りが薄暗くなり、木漏れ日の形が、三日月形に欠けた太陽の形で地面に現れるんです。約4～5分の間の出来事でしたが、強烈に印象に残っています。周りの人たちは、全然意に介さず遊んでいましたが

今年の皆既日食、野外活動のお仕事の現場にいれば、絶対にプログラムに組み込むところですが、なんと、奇跡的に横浜の事務所にいます。
ということは、お仕事・・・。真昼間に日食観測ってわけにいかない、つらーーい状況。小さい頃からの夢が、大人になった今、現実という名前に泣かされていこうとしています。

まっ、晴れるかどうかもわからないんだけどねっ。
せめてテレビの特番は録画しようっと。