がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

癒しを求めて・・・慧光寺での一夜

2010年10月11日 | わたしという人
昨日、星座観察会を終えた私、明日は南八ヶ岳の実踏。横浜に一度帰るのは、いくらなんでも時間もガソリンももったいない。第一、疲れる。ここはひとつ、久しぶりの休息日にしよう とうわけで、参加者の方々の乗ったバスを見送ったあと、平野温泉「石割の湯」へ



連休で混雑してましたが、誰かと一緒にきているわけではないので、のんびりと時間を気にせず、温泉を堪能。
「はぁー、気持ちいい
湯上りには、小腹がすいたので、「石割そば」を食しました。





さて、今夜の宿は・・・

私の隠れ宿。こころの癒し処。「慧光寺(えこうじ)」です。

住職の山下氏が、「今夜は秋刀魚があるよー」と電話で教えてくれたので、近くのスーパーでその他モロモロ、自分の好きな食べ物・飲み物を買って、慧光寺へ。

この日は、私の他に二名の女性客。もちろん初対面です


「外で焚き火をしながら、みんなで夕食にしましょうよ」と住職。


「焚き火ならまかせて」と私が火起こし。

はんごうをたき火の上に吊るしご飯を炊き、秋刀魚は焚き火の中で炭を熾して、七輪でじっくり焼きました。







「・・・お・・・お・・おいしーーーーーい」の声が森に響きました。


森の奥ではムササビ君が啼いています。上を見上げたら、星が輝きだしています




「せっかくがめらも来てくれているこしだし、暗くなったら梨ケ原に星を見に行こうか」と住職。

「いいですねー。あっ、好都合なことに、双眼鏡も三脚もありますよ



「梨ケ原」というのは、富士山の自衛隊北演習場の中にある、星空観望や日の出を見るのにうってつけの隠れスポット。日曜日・祝日は、一般人でもフリーパスで入れます。標高1,300mくらいの場所。自衛隊の演習場なので周囲に人工物は一切ありません。車のライトを消したら真っ暗です。


東の空にはすばるがのぼってきています。天頂の少し西には夏の大三角。はくちょう座からカシオペア座にかけての天の川もよく見えています。

富士山のシルエットが星空を遮っているのがわかります。


初対面の人たちとも、こうして自然に交流できてしまうのが、慧光寺。


その日の夜は、慧光寺の敷地内にあるツリーハウスに泊まらせていただきました。





・・・落ち着きます。



翌朝は、昇り来る太陽の光を受けて、紅く染まる「紅富士」を拝むことができました





ツリーハウス君、慧光寺さん、お世話になりました。

偶然出会ったお二人とは、ツイッターで繋がりました。
「縁」ですねぇ。


さぁ、南八ヶ岳・県界尾根の実踏に出発

最新の画像もっと見る

コメントを投稿