悲嘆について学ぶ  講演会 動画アップ

2025年01月06日 | 日記
悲嘆について学ぶ 講演会の動画をノーカットでアップします。

約2時間30分と長編ですが、関係者にとっては有効な内容となっています。

https://www.youtube.com/watch?v=vj7D8lKM69Y

出演者
髙木慶子先生  上智大学グリーフケア研究所特任所長
島薗進先生   東京大学名誉教授
鎌田東二先生  京都大学名誉教授
黒川雅代子先生 龍谷大学短期学部 部長
高木慶子先生  上智大学グリーフケア研究所特任所長
大河内大博先生 浄土宗 願正寺住職

後援
上越市・社会福祉課・上越市社会福祉協議会・上越医師会
新潟県立看護大学・国立上越教育大学・看護ビハーラ学会

協賛
株式会社ミタカ   田中産業株式会社

主催
高田仏教会
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悲嘆について  講演会 高木慶子先生

2024年12月25日 | 日記
11月17日に高田仏教会主催(悲嘆について学ぶ)講演会・シンポジウムを開催することができました。
髙木慶子先生  上智大学グリーフケア研究所特任所長
島薗進先生   東京大学名誉教授 宗教学者
鎌田東二先生  京都大学名誉教授 神学者
黒川雅代子先生 龍谷大学短期大学部 部長 社会福祉学 教授
大河内大博先生 願生寺住職 在宅医療 ターミナルケア
各先生にはお世話になりました。
また多くの皆様のご協力を頂き開催できました事、関係各位に感謝申し上げます。
この講演会がきっかけとなりこの地にこのテーマが根付くことを願っています。

講演会内容
https://youtu.be/HDPMAijHg8I






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願宗寺第二会館着工

2024年12月25日 | 日記
11月5日に工事が始まりました。

始まってから基礎コン打設まで雨が降り続けました。
晴れ間を見ての12月20日に打設し、今日25日型枠内の打設を
おこないます。

型枠外しは正月明けになりますので十分強度のある基礎になると思います。
基礎だけで約2か月とずいぶん時間かかりますが、降雪ある地域で天候に左右されますので
致し方ないかなと思います。


この会館は主にお茶所・報恩講法中寺院のお斎会場に使う予定で
平屋で20坪と非常にコンパクトな作りです。






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寺院寺族のお寺での結婚式

2022年11月09日 | 日記
三十世 願宗寺副住職結婚式のご報告

コロナの影響により結婚式披露宴は諦め入籍、結納だけを行いました。

時系列
2021年7月に入籍 自坊にて同居
2021年11月に結納


2021年11月永代経法要で門信徒にお披露目



2022年5月に 三十一世 長男誕生





嫁の兄は2021年12月に結婚式披露宴を行ったので姫(嫁)に【こっちも結婚式するか?】と聞いたらニコッと笑ったのを見たら
これはしなくちゃいけないと思ってしまった☺

記念事業として参道の石敷きひき直し


結婚式、披露宴は11月1日に決めましたが招待者は住職坊守兄妹、新郎新婦兄妹、総代のみとし親戚寺院、親戚、法中寺院、門信徒にはご案内はせず告知のみとさせていただきました。

急遽決定の為結婚式当日の結納返し

新婦側願宗寺到着、会館での結納返しの儀、その後御着きのお茶となります。

手前左が私です。
随分と歳をとった感じします。

会館より本堂へ移動  花嫁道中




親族入堂後新郎新婦、ご媒酌人入堂




新郎新婦



ご媒酌人


司婚者登禮盤




お内陣荘厳



両家揃い踏み!


お色直し




新婦の父


お見送りのお色直し



二次会は若いものだけで


とにかく疲れました。

コロナ禍で質素に行いましたが、これ普通にやったらどうなるんだろう?
考えるだけで恐ろしい。

寺院の結婚式は門信徒も参加するから数百名の披露宴になるから・・・・
自分が招待された寺院の結婚式はどれも盛大だったのを思い出した。

それでも嫁のご両親に大変喜んでいただいたようです。

私の時の披露宴は3日間に分けてやっていた。40年前の話ですが。
今更ですが親に感謝です。
               南無阿弥陀仏


















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願宗寺会館

2020年04月06日 | 日記

願宗寺会館が3月30日に三井ホームより引き渡しが完了しました。
外構は今現在石屋が施工中です。




4/4と4/5と早速寺法事のお斎会場として使用しました。




檀家の皆さんがびっくりしたのがカウンターバーを併設する談話室です。
終活相談、人生相談、遺族会、グリーフケアそして門信徒の憩いの場にしたいと思っています。






墓地を96区画を増設し境内墓地は458区画となり、草木苑(樹木葬)144区画新たに作りました。




三井ホームは全館空調が売りですが、当会館は土足ということでメーカーが土足による塵ゴミは想定されていないということで装備できませんでした。
しかし、熱交換システムの換気システムにしたおかげて室内の空気を使いまわすことなく常に新鮮な吸排気を行っています。
ホール、談話室だけで4か所独立した熱交換システムを採用しており、室内環境はドクターレベルの上をいっているようで時節柄大変良いシステムを導入したと思っています。
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願宗寺会館上棟式

2019年11月17日 | 日記
願宗寺会館着工9/14
上棟式11月8日
基礎はベタ基礎。
基礎だけで1か月半もかかりました。
三井はやはり聞きしに勝る凄い基礎で壊す時は大変かもです。
ちなみに寺院の向かいに建てていますので毎日数回現場を見に行きます(^^)//font>

素人が見ても凄い基礎です。
厚いところは60㎝位あるかも。

職人の皆さんご苦労様です。






上棟式後の躯体は2×6なので早いですね。

一階。二階と作っていきますが、屋根完成、外壁の防水までは10日間くらいと短期間でき、その後は外壁工作までは天気に左右されず
造作ができるそうです。






躯体工事は足場の設置と隣接の配慮安全のために網をかけるようです。

後はメーカーの看板!



ところでこの頃すっかり暗くなりましたね。
朝6時の梵鐘を突く時の服装は完全防寒着着用です。ブルブル



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蓮の花も今日までとなりました。

2019年09月08日 | 日記


お寺での法要や葬儀、法事には蓮の花を注文していました。
この蓮は品種改良されており花はほとんど開かずツボミままで長持ちします。
今日の満中陰、納骨法要に業者が朝持ってきましたが、今年度はこれで終わりとのことです。
仏花には最高のお花なんですが、残念です。お彼岸まで欲しかった。



でも今回の満中陰納骨法要は娘さんが前日に沢山のお花を持ってきていただきました。
お寺での法要は別途荘厳費を頂いており娘さんにも説明してありましたが、是非仏花を上げたいということでした。

余りに沢山お持ちいただきましたので、急遽蓮はお斎会場廊下に生けました。

アレンジフラワー
正式な荘厳ではありませんが皆さんに一番見えるところに。


御本尊前卓




祖師前



ちなみにですが
この頃、斎場でもお葬式は祭壇を置くよりも花壇が多くなっていませんか?

でもあの花ほとんど造花です。残念ですが。
もし本物ならホール内が花の匂いでいっぱいになります。



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お寺の洋風会館

2019年09月01日 | 日記


仮称 願宗寺御影会館

9/17着工 来年4/1引き渡し

寺院の会館は和風が一般的ですが(現お斎会場、庫裏)





この度建立する会館は一階は多目的室檀信徒の憩いの場、また人生の悩み相談の場としてのカウンターバーを備える談話室を設置します。
(イメージ図)





当寺はご法事の約8割は本堂で法要、庫裏でお斎をおこなっており
カウンターバー奥はお斎会場、会議室にもなるホールも設置します。
尚、一階はすべて石敷きで土足となり、究極のバリアフリーです。






会館は寺院向かいの土地に建てます。

カウンターバーからは願宗寺本堂、鐘楼が見え夜にはライトアップする予定です。
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令和元年高田遺族会戦没者追悼法要 高田公園内慰霊塔にて

2019年08月15日 | 日記





今年も8月15日の終戦記念日に合わせて追悼法要が高田公園内の慰霊塔で行われました。

私は高田仏教会会長として導師と法話を行いました。
一昨日は41℃と猛烈な暑さで本日も朝から痛いほどの日差しで
10時からの法要ですが、主催者との打ち合わせで法話を短くすることになりました。

以下は今日の法話を抜粋したものです。


追悼法要法話

私がこの地に帰ってきて35年になりますが
当時地区の戦没者追悼法要をお勤めさせていただいたときは本堂は満堂で
女性がはとんどでその時はあまり気にもなりませんでしたが、今思えば
戦争で夫を亡くした妻であり、子供を亡くした母親だったのです。
戦後物資のない中で残された家族を養うことは大変はずです。
日々の暮らしは今の私たちには想像もつかない過酷なものだったはずです。
そのような思いで生活している人々がなぜ、8月15日一日を裂いてお参りに来られていたのでしょうか。
この日だけは同じ思い苦しみ悲しみを分かち合える唯一心が休まる日だったように思います。
言葉は交わさなくでもお互い手を合わせる姿をみて同じ境遇であること、同じ思いで生きている事を共有できたのではないですか?

例えば私たちもつらい事悲しい事を誰かに相談し、その物事が解決しなくても自分の立場を理解してくれるだけで少しではありますが心は晴れます。
その思いを共有できればその苦しみ悲しみは半分になります。

当時、お参りに来られた方々はその8/15日をかてに日々の過酷な生活をのりきっていたのではないでしょうか?

平成の平和はそのような女性の姿が平和の尊さを示したように思います。
またその子供たちは親の一生懸命に生きる姿を見てきたからこそ平和であることの大切さを実感し平和な平成をつくりあげたのです。


これからの追悼法要はどうあるべきかを考えた場合、
戦争によってつらく悲しい思いをされた方がどんどん少なくなってきます。


昨年の市主催の戦没者追悼法要を厳修させていただきましたが、
驚いたのは
市主催でもあるにもかかわらず代理が焼香、弔辞を述べたことです。
また県知事も同じ対応でした。

民衆に選ばれた方が頭をたれる姿が戦争で苦しんだ人々をどれだけ勇気づけられるのか
当事者に知ってほしいものです。
人の死や悲嘆に対してもっと真摯に対応すべきです。

選ばれた人は追悼法要で非戦のメッセージを伝えるという大切な役目もあります。代理人が訴えるほど軽々しいものではないと思います。
最後になりますが
この令和が未来において戦前と呼ばれないことを願うばかりです。
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平成とういう年号

2018年10月19日 | 日記

【平成とういう年号の終わりにあたり】
毎年上越地区では先の大戦の戦没者追悼法要が8/15に高田公園内の慰霊塔で行われます。
公共の施設内ではありますが、忠霊塔、慰霊塔、その他いくつかの碑が建てられています。
この公園は自称日本三大夜桜と称し期間中100万人が来場する観桜会が開かれる
場所でもあります。













また8/15の追悼法要は蓮まつりの期間中であり東洋一といわれる蓮の群生地で高田城跡お堀に見渡す限り咲いている風景は現世において浄土を垣間見ているようでもあり追悼の場にとしては最適であります。



この法要で高田仏教会会長として導師をお務めておりますが、ここに塔、碑を建立した先の人々の戦没者に対する想いが心に沁みます。





さて戦争はなぜいけないのでしょうか?
全世界が平和であっても確率的に平均寿命から年間世界人口の約1/80の死者が出ます。
平和であっても世界人口約70億人のとすれば年間約9000万人位は自然死しします。

私は約35年間住職として多くの方の死に携わりお見送りいたしました。
どの方の死も悲しくつらいものであります。
私たちは必ず死を迎えます。大切な人愛おしい人でもいつかは別れなくてはいけません。
そのような無常の世において悲しみの中でも安心してお別れお送りすること。また後ろ髪惹かれる思いでこの世を去っていかなければいけない人でも安心してこの世を去っていけるのが宗教の持っている力です。
しかしながらその力が及ばない場合があります。それは死の順番が変わることです。
子供を亡くした親の苦しみは計り知れません。
また本来死ぬべき年齢ではない人は子供が小さい親は子の将来を案じ、残される家族に思いを残しこの世を去っていかなければいけません。そして残された家族には不安な将来が待ち受けています。

これらのことは平和の世にあってもまれに起こりうることでありますが日常的ではありません。しかし戦争では人の死の順番が狂うことが日常的に起こります。
人の死の順番が狂うことこそが悲惨なことであります。
多くの親は子の死に辛い悲しみに、また親を亡くした子は寂しく路頭に迷います。

自然界は私たちに多くの試練を与えますが、私達自身が自分の手で自然界より酷な仕打ちをするのが戦争です。

日本が戦争をしていないのは近代国家になって平成の年号以外はありません。
来年には平成が終わりますが
次の元号も戦争をしないでもよい日本であってほしいと切に念願する次第です。

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御堂西苑墓地を新設しました

2018年05月24日 | 日記

墓地代と墓石代合わせて55万円と破格な価格でご提供いたします。
大きさは少し小さめですが、普通のお墓と何ら変わりなく代々受け継ぐことができます。









型2種類
洋型   幅800mm 奥行700mm 高さ1180mm


縦洋型  幅800mm 奥行700mm 高さ1310mm



色2種類
ピンクグレー
グレー

型、色、4種類の中からお選びいただけます。

現代社会において終活は問題になっており、お葬式はどうするか、またその後のお骨はどうするか考えれば考えるほど悩みは大きなものとなっております。
その解決の一つとして御堂西苑墓地を新設いたしました。

古今東西問わず、人類は有史以来、石を墓標としてきました。それは石がとこしえに残るものだからです。


お墓が求めづらくなっているこそ墓石墓地は子孫に残す心の財産です。


5年前に造成した至心苑墓地


本堂正面


本堂外陣


本堂内陣




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寺法事と寺葬儀

2017年10月24日 | 日記
ご自宅での法事が困難になってきています。
理由としては核家族化が進んでいることもあり事前準備が困難になっており、また地域によってはお斎の費用など、経済的に大変である。
などのが大きな要因になっております。

現場にいる僧侶だからこそわかることがあります。

このような現状を認識したうえで、数年の準備を重ね、昨年より願宗寺ご門徒にご法事は本堂でまたお斎は庫裏でとのご案内をいたしました。
結果、今年度は8割の法事はお寺でお勤めされるようになり、お斎も同様に庫裏でされています。

信心も大切なことでありますが、それらの行事をお勤めするにも経済的なことも考えなくてはいけません。
庫裏お斎は最低2000円よりご用意できお酒などの飲み物代も含めて一人3000円くらいで充分です。
上記方法は今年度後半から浸透し始め9.10.11月の法事はほぼ100%寺法事になっております。
お斎なしの法事も3割くらいはあります。


近年、終活が大きな問題となっており、僧侶から見てもあまりにも葬儀費用は高額になっております。
色々な業種が葬儀関係に参入してくる理由は、大きな利益が出るからです。

普通の葬儀でも120万位から、家族葬でもやはり同額に近いくかかるように各葬儀社は設定しています。

願宗寺の本堂葬儀は葬儀社に協力をお願いしますが、祭壇など高額の物は一切使いません。
葬儀社はご遺体搬送、納棺式、通夜葬儀司会、行政手続き(火葬)、献花手配などを行います。
有難いことにこの趣旨を理解して協力的な葬儀社もあります。(葬儀社としたらもうからないのですが)

結果、葬儀社には20~35万前後の支払い。寺院側には僧侶2名分法礼、本堂使用料を含め33万となり、通夜、忌中お斎代を含めても総額70万円以内で済むようにしております。

この方法は大変好評であり、とくに東京の願宗寺ご門徒には完全に浸透しています。詳細はホームページをご覧ください。

地元でも半数は寺葬儀になってきており、ご本人の予約?遺言?もいくつかは頂いております。

ご遺体搬送  枕経


お通夜、葬儀荘厳







お斎会場 夏仕上げ








お斎会場  冬仕上げ








本堂も含め全館冷暖房完備であり空調環境も整っております。

本堂葬儀は90名まで可能ですが、駐車場は25台分であり実質家族葬が中心とお考え下さい。

お斎会場は24名、お通夜お夜食は48名定員となります。


またお壇は家庭事情によりご自宅に作らずお寺でご遺骨を35日、49日法要、満中陰法要までお預かりも可能です。

新しいお宅はお墓を建てられるまで共に無料でお預かりご安置しております。

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高田仏教会会長就任挨拶  新潟県仏教会 県仏通信掲載

2017年07月11日 | 日記
下記の文章は
新潟県仏教会より高田仏教会会長に就任時に県仏通信に掲載されたものです。
2017年2月号

現在は新潟県仏教会副会長、高田仏教会会長をさせていただいております。


新潟県仏教会理事に昨年就任しました高田仏教会(118カ寺構成)会長の西脇真成です。
歴代役員の意思を尊重し、また仏教会の本分をわきまえて活動をしていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
さて、寺院の将来の展望は決して明るいものでなく全国的に過疎化、地域格差が大きな問題となっております。
国でさえ解決できない問題を宗教団体が解決できるものではありませんし、
もはやこれはだれにも止めるられる事ではありません。
しかし人口減少を前提としての寺院存続対策は絶対にできるはずです。
そもそも、過疎化によっていったい何が一番困っているのでしょうか。
その本音を真剣に語らなければいけない時期に来ています。
現実を直視した時、私たち僧侶といえども経済を無視することはできませんし、
また経済的基盤があってはじめて布教活動ができることも自覚すべきです。
将来、後継者が宗教活動ができるように今私たちが変わらなければ手遅れになるほど寺院存続は深刻な問題です。
各宗派の宗勢調査の結果を平成二十五年に文化庁がまとめた資料を見ると新潟県では昭和三十七年には3.049カ寺、平成二十五年には2796カ寺と実に253カ寺が消滅しています。
比較期間は人口増加高度経済成長時期が含まれているにも拘わらずの減少で、
過疎化が深刻化する現在は急速に廃寺が進むのは明らかです。
次に自坊所属宗派、浄土真宗本願寺派平成二十一年宗勢調査によると寺院年収100万円以内が18.2% 100~300万円が25%で、近い将来三割近くが経済的理由で存続するのが難しいとの分析結果が出ています。
ちなみに本願寺派は約一万カ寺ありその三割とは恐ろしい話です。
また現実社会において直葬しかできない、遺骨放棄がある、一人暮らしになり法事ができないなどの事例に寺院は何ができるのか真剣に考えることも必<要です。
新潟県仏教会の活動の一つとしてこの様な問題を話し合う場を設けることも大切なことと思っております。
新潟県内の仏教寺院の繁栄を心より念願し新年及び就任の挨拶とさせていただきます。
                                    合掌
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向かいのおばあさん

2016年10月03日 | 日記
当院では毎朝6時に梵鐘を鳴らします。
寝坊ができない理由の一つが向かいのおばあさんです。

鐘楼から撮った写真です。

おばあさんいつもありがとうございます。
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つゆのまるこ落語

2016年09月15日 | 日記

久々の更新です。
地元には高田仏教会が半世紀以上にわたって地域の仏教伝道活動を続けております。
まず構成は旧高田市を中心に現在の市街地近郊の計118カ寺が参加しており
高田公園の観桜会会場釈迦堂管理、稚児行列主催をしております。
またこの事業の実施に当たり189町内の協賛をいただいております。
このような形態で仏教会を運営されているところは珍しく全国的に見ても例が無いと思われます。

11月22日高田世界館で ぶっちゃけ寺TVでおなじみの露の団姫 つゆのまるこ
の落語口演会を無料で開催いたします。
高田館は100年前の映画館として市の文化財に指定されており貴重なそしてレトロな建物です。最大240席の(立ち見を入れて)
小さな映画館です。

私事でありますが、
高田仏教会自体が巨大の為、若干の行き違いがあり会員ではありますが、役員ではない自分がなぜか理事会で選出され役員会で承認され会長に就任いたしました。
会員、役員各位の期待に応えられるように
歴史ある高田仏教会ですのでこれからの発展に貢献したいと思っています。

ポスターは役員会では正式承認得られていませんが3役には了承いただいています。
9/29の役員会の承認後、10/1以降郵便局、寺院を中心に貼っていきます。



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