駄文ブログ-だぶろぐ-

めんどくさがりな自分が日常の茶飯事を書き綴ります

計画台なしの術

2011-06-09 09:31:19 | 日記
ひょんな事から、財布を紛失。
まぁいい。よくある事だ。今更何かをなくした所で、人生単位でアンラッキーな俺にとっては、ほんの些細な日常の出来事に過ぎない。
ただ、財布に入ってた保険証と銀行のカードの再発行がめんどくさい。

ただ、2年前に一回財布をなくした事があるから、段取りは考えてある。

保険証の再発行と同時に住民票の取得

住民票を持ってカードの再発行と同時に通帳で金をおろす

財布を買う。

あとは保険証とカードが届くのを待つ。
完璧だ。

下手したら財布を買う所まで1日でできてしまう。
手早く住民票を取得した俺は、脇目もふらず銀行へ足を踏み入れた。
そして係員に第一声。
『銀行のカードをなくしたので、再発行をおねg…』
『2階ですね!』

せめて最後まで言わせろコノヤロウ。
係員が押したエレベーターの↑ボタンを無視し、階段で上がる。
そして係員に今日2度目の台詞を吐き出す。

『銀行のカードをなくしたので、再発行をお願いします』
『保険証か免許証、パスポートはありますか?』

身分証明3つの神器。これらが無いと自分の存在すら怪しくなる代物だ。
だが俺には住民票がある。俺はここにいるんだ、という、今持つ唯一の証明書。

『住民票で出来ませんか?』
『住民票だとできないんですよ』

だめでした。
なんだよクソがッ!!
誰だよ『住民票でも再発行可能』とかほざいたヤツは…
もういい。金だ。

『じゃ、お金だけおろします。』


窓口では、堅実そうな女性が俺の持つ番号札の数字を読み上げた。

『印鑑の形が合いませんね』

"OK、OK。想定内です"と言わんばかりに、2つ目の印鑑を取り出した。

『こっちかな?』

余白に押印。

『違いますね…』

OK。もう1個あるんだ。
さらに押印。

しかしその瞬間、俺は驚愕。係員は苦笑い。

2つ目と3つ目の印鑑の形が瓜二つだったのだ。

『あれ…?』

間違えたかな?と、また2個目に押印した印鑑をさらに押印。

まったく一緒。

『…ちょっと確認してみます』

もういいよ…。無理だよ…どう考えても2個目と3個目一緒じゃん…
3個目で通ったら逆に聞きたいよ。2個目と3個目何が違うのかと。

『やっぱり違いますね』

知ってるよッ!!
『ファイナルアンサー…?……残念ッッ』じゃねぇよコノヤロウ!!

『出直して来ます…』

がっくりと肩を落とし、銀行をあとにした。



結局、家に帰って"たぶんこれだ"と思える印鑑を見つけたのが午後3時。
銀行閉まっちゃいました。
結局何をしに行ったのか分からない一日で、復活までまた時間がかかりそうです。

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