＜朝鮮学校への高校授業料無償化適用の検討が進む中、在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）が実施した総連幹部と朝鮮学校長間の人事異動の詳細が６日、総連関係者への取材で明らかになった。学校長が総連中央の教育部門トップに就任したり、地方組織幹部が校長を兼任したりする人事が断行されていた。校長人事は金正日総書記の決裁が必要とされ、北朝鮮本国と総連、朝鮮学校が“三位一体”となって無償化獲得を推し進めている実態が浮き彫りになった。
朝鮮総連関係者によると、異動は今年６～７月に実施された。大阪朝鮮高級学校（高校、大阪府東大阪市）校長が総連の教育行政のトップである総連中央本部教育局長に就任。愛知県の総連組織のナンバー２が県内の学校運営を統括する愛知朝鮮学園理事長に就いたほか、福岡県の教育部門トップが九州の学校長を兼務することになった。
無償化適用論議では、朝鮮学校側は「純粋な民族教育機関だ」との主張を展開しているが、文部科学省による無償化適用をめぐる検討作業が行われている最中にも総連と学校の一体性を裏付ける人事が断行されていた。
朝鮮学校の元教諭は「朝鮮学校の教員の人事権は金総書記が握っている。高校の校長は総連中央だけでは決めることができない大物幹部であり、北朝鮮にとって信じるに足る『教育革命家』だ」と証言。「朝鮮学校は即総連だ」と強調する。
朝鮮総連は、内部文書で朝鮮学校を組織の「生命線」と位置付けるだけに校長は最重要ポストとされ、総連内の最重要幹部である「中央委員」でなければならないという。さらに中央委員の人事は、北朝鮮本国の朝鮮労働党の承認のもと、金総書記の決裁が必要とされる。
朝鮮学校の運営は特定の政党の支持や政治活動を禁じた教育基本法に抵触する疑いがあることが指摘されているが、朝鮮学校の校長は朝鮮労働党に直結した政治活動家以外の何者でもないことを意味している。
「朝鮮学校が北朝鮮と総連の支配下にあることには生徒の保護者からも不信感が出ている」（総連関係者）といい、最近も「民族教育機関としての転換」を求める動きがあったとされるが、総連の圧力で運動としての広がりはみせなかったという＞
昭和17年3月1日、今村均中将率いる「帝国陸軍ジャワ派遣軍第16軍」がインドネシアに敵前上陸した。1602年、オランダの東インド会社がジャワ島に上陸、東インド諸島を植民地にしてから実に、340年が経っていた。ジャワには古い言い伝えがあった。「ジョヨボヨ王の予言」だ。これはカウィ語（古代ジャワ語）でロンタル（椰子の葉を乾燥させたもの）に書かれており、現在もソロ王宮に保存されているという。
（第三の予言）～北から黄色くて小さくも強い軍隊がやってきて我らを解放してくれるが、ジャゴンの花が咲くころには帰ってゆくだろう～
日本は米英に対してしか宣戦布告していないのに、無視されて気を悪くしたオーストラリアと一緒にオランダも宣戦布告したら、日本軍の倍以上の戦力を有するオランダ軍は、たった9日間で東インド諸島から蹴散らされて、340年続いた植民地支配が崩壊した。オランダ人は長いことインドネシアにいたのだから、予言書くらい読んでおくべきだった。
そして、予言の通りにやってきた「黄色くて強い軍隊」は、先ず「日本人とインドネシア人は同祖同族」だと言った。続けて「日本軍はインドネシアとの共存共栄を目的とし、同一家族、同胞主義に則って軍政を実施する」と告げた。「布告第一号」である。
日本は他のアジアの国にしたように、このインドネシアでも「オランダ語を禁止」にしてから、公用語は「インドネシア語」とした。初等教育はもちろん、高等教育まで行える学校を作った。農業の改良指導をして、インドネシアの新聞を発行した。集会の禁止も解除して民族運動も認めた。今村中将は、わざわざ東京にインドネシアの独立歌「インドネシア・ラマ」のレコードを作らせて送らせ、学校でインドネシアの子供に教えるようにした。そうして日本はインドネシアの統治が落ち着いたら、日本軍政府の下に「中央参議院」を設置して各州に参議会も設置した。日本は東インド諸島に独立の気運を持ってきたが、同時に議会制民主主義も持ち込んだ。
また、日本は他のアジア諸国でもしたように、ジャワ島全域に自衛団、青年団を組織させた。軍事訓練を行い「インドネシア祖国義勇軍」（PETA）の前身を創設もした。これらの多くにインドネシア人を登用した。インドネシアの人々は紅白旗（インドネシア国旗）と日の丸を揚げて大いに歓迎してくれた。独立宣言書に皇紀を記しているというのも、昨日か一昨日に書いたとおりである。ま、これに対して「ンなわけない、ンなもん、日本軍のプロパガンダに決まってる」としか言わない反日サヨクの人は「ジョヨボヨ王の予言」など面白くもないだろう。「黄色くて小さくも強い軍隊」がなぜに支那人ではないのかと不貞腐れているかもしれない。もしかするとこれも、オランダ統治下のインドネシアで「帝国陸軍が古代ジャワ語で捏造した」とか言うのだろうか。是非、聞いてみたい。タイムマシーンが出てくる可能性もある。
ま、ともかく、その予言書の通り、ジャゴン（とうもろこし）の花が咲くころ「黄色くて強い軍隊」の人々は帰ってゆく。日本の敗戦である。そして、日本が敗戦したと聞いたオランダ軍は、意気揚々とインドネシアに戻ってきた。もう、アメリカがボコボコにしてくれた日本なんか怖くないと、武装解除した日本の兵隊さんを捕まえて死刑にした。
今村均大将(終戦時)も戦犯として逮捕、バタビアの「チビナン監獄」に収容して軍事裁判にかけた。しかし、今村大将の「現地人からの信頼」はオランダ軍が敵対を断念したほどだった。今村大将を殺せば、地元現地人の反感は相当なものだ。その後のインドネシアでの行動に都合が悪い。オランダ軍は渋々、異例中の異例ながら「無罪判決」を出している。また、インドネシアの初代大統領スカルノは独立派を率いて「今村将軍奪還」を企ててもいたというから、残念ながらオランダ軍は、いずれにしても今村大将を殺せなかった。
また、戦時中、日本政府はジャワに対して「白木綿」の大量輸入を申し入れているが、今村大将はこれを断っている。理由は「白木綿を取り上げられたら、現地人の日常生活を圧迫し、死者を白木綿で包んで埋葬するというジャワの宗教心を傷つける」というものだった。日本政府の中には異論も反論もあったが、結局、戦時中であるというのに、こんな要求が通ってしまうのが日本国であった。白人国家のように、ちゃんとジャワから白木綿を奪っていれば、反日の作家も漫画家も、本土の日本人が着る物をボロボロには書けなかっただろう。反日戦争映画での子供が「白いシャツを喜ぶ」という構図は、日本が植民地から搾取していないという証左でもある。
その後、2000名の日本義勇兵と共に戦った「インドネシア祖国義勇軍」はオランダを負い出し、スカルノはインドネシア共和国の独立を宣言する。ところで、インドネシアの大統領は「家族主義」という言葉をよく口にする。スカルノは日本の敗戦後、有志を率いて今村大将を奪還しようともした。己の危険を顧みず、である。これはつまり、今村大将がインドネシアに上陸した際、住民に対して行った「布告第一号」であった。イマムラは同胞と言った。同祖同族と言った。共存共栄と言った。だから救うのだと、つまり――――――
八紘一宇である。
また、こんな話はアジアの国々でいくらでも聞ける。たしかに「挨拶をしないと殴られる」日本人は怖かっただろう。「物を盗むな」「ウソをつくな」と教える日本人は恐ろしかっただろうと思う。日本兵は同祖同族、同胞だからこそ、食事の前に手を洗わぬ子供には大真面目に「躾」をした。道端で顔見知りの大人に挨拶をせぬ子供に「躾」をした。しかし、日本統治を受けた国々は目で見てわかるほど治安も回復し、産業も蘇るから「盗む」必要もなくなった。「正直」を評価される風土は「ウソ」を吐かねばならない理由も減らした。オランダ人のためにプランテーションで一日中働いても、オランダ人は餌しかくれなかったが、日本人は「親の手伝い」をすれば褒めてくれてキャラメルをくれる。小遣いをくれる。
日本という国はアジアのどこでも、こんなことをしていた。だからアジアの国々は、いまでも親日国が多い。国家の形や主義は様々だが、独立国のプライドとして、あるいは自国の歴史として「日本がしてくれたこと」はちゃんと子供に教えることになっている。受けた恩を知らぬという子供を増やすことは「恥」だと思っている。また、戦後も恐るべき速度で復興した日本は、まだ途上国に甘んじていたアジアの国々に、金と技術を惜しみなく提供して感謝されてもいる。八紘一宇の精神は死んでいなかった。しかし、である。
そんな中、唯一、例外の国がある。最も日本からの恩恵を受けているはずだが、それを忘れるどころか、完全なる逆恨みで国内をまとめているところがある。朝鮮半島だ。
日本はこの朝鮮半島が隣にあったお陰で日清戦争を戦った。死に物狂いでロシアと戦わねばならなかった。実に迷惑極まりない半島なのだが、それでもこの半島は属国でいるのが楽だとして独立してくれなかった。しかしながら、当時の朝鮮半島でも「朝鮮独立」を目指し、自国の将来を憂う若者はいた。その愛国者らは日本に学び、日本に習うことで朝鮮半島を何とかしようと頑張ったが、それも虚しく、捕まったり殺されたりして、戦後は「親日家」という咎で財産没収されたりもした。いずれ詳しく書きたいと思う。
ある意味、従属することは楽なのである。これはもう、はっきりと書くが、例えば、今の日本を見るがいい。どこの世界に国軍をもたぬ先進国、独立国があるのか。どこの世界に同胞を拉致されたまま何十年も放置する近代国家があるのか。どこの世界に領土を奪われたまま文句も言えない主権国家があるというのか。
当時の朝鮮半島もそうだった。清であれロシアであれ、ちゃんと従属さえしていればよかった。民は貧しいまま、どうしようもないが、それでも朝鮮王朝は贅沢をしてもよかった。「国をちゃんと成り立たせる」などという面倒なことをせずとも、逆らわずさえおれば強力な軍隊で守ってくれるし、外交などという難しいこともしなくてよかった。しかし、日本という国は、なぜだか「ちゃんとしろ」と叱責してくる。ちゃんとするのは大変なのだ。
白人国家は、アジアの日本という国だけは「ちゃんとするな」と抑え込むことにした。いつまた、白人様を脅かすかわからないからだ。そしてまた、戦争も出来ぬ憲法を与えると、もう66年も後生大事に持っているという呑気な国にもなった。「アメリカが何とかする」という属国根性は楽なのだと日本人も気付いてしまったからである。アメリカは日本から白木綿は取らないし、原油も出ない日本から資源も取ることが出来ないが、金だけはじゃぶじゃぶ取れたから、そのままにしていただけだ。
その昔、日本はアジアの国々に独立を促した。国家たるもの、自国民の面倒をみよと、歴史と伝統を護れと、白人国家に植民地化されたままでいるなと檄を飛ばし、それを体を張って示しもした。しかし、いまはどうだ。「平和や友好」という美名の下、国家としての威信、主権国家としての誇り、独立国としての責任を放擲したままの、アメリカの傀儡国家ではないか。日本人はいま、アメリカのためにプランテーションで「カネ」という作物を作らされているに過ぎない。だから朝鮮半島に舐められるのである。同じだからだ。
当時の朝鮮半島の人々は、怒られることに慣れてはいたが叱られることが嫌だった。不衛生でも何でも、これまでずっとこうしてきたのだし、今更、それを外国人から「ちゃんとしろよ、おまえよー」と言われるのは嫌だった。邪魔臭いのである。ちゃんとする、ということは働いたり勉強したりすることだった。外国から自分らで国を護るためには厳しい訓練もせねばならなかった。朝起きて畑をいじり、夕方前には座り込んで遊んでおれる生活は楽だったのである。そこにはある意味、競争もない。頑張らなくていい社会というものは、慣れれば、それはそれで楽なのだ。今の日本を見よ。反日サヨクが何をしたいのかが見えているはずだ。
日本人の子供にはそれをさせず、支那朝鮮の子供にはそれをさせようとしている。日本のマスコミは嬉しそうに支那の発展をやる。世界経済は支那を無視できぬとやる。日本ではあれほど「詰め込み教育」だと批判しながら、韓国の学歴社会を紹介する。欧米の有名大学では日本人の成績が下がり、アジア人のトップは支那朝鮮人だと報道している。日本人の学生をして「大学生が小学校レベルの算数も出来なくなりました」と心配してみせるも、全国学力テストは「競争心を煽るだけで子供のためにならない」と批判する。
トヨタのリコール問題は無条件で「安全対策が望まれます」などとやる。民主党には言わない「説明責任を果たせ」とも言う。新聞をめくれば「トヨタの言い分」もいろいろと書いてあるのに、それは絶対テレビではやらない。ヒュンダイが売れていると嬉しそうに報じるが、ボンネットが開かない車が出ても報じない。誰も何もしないのにエアバッグが出て、運転手の女性が首の骨を折っても報じない。日本では自衛隊にも反対だとする連中が、韓国には徴兵制度があるから青年がしっかりしていると評価するまできた。日本には迎撃ミサイルですら「北朝鮮を刺激するから反対」という馬鹿を税金で養い、あまつさえ、日本にはミサイルをぶち込むべきと教え、実際に照準を合わせている独裁国家の「工作員養成機関」にも税金を投じるかどうかとやっている。
これ皮肉でも嫌味でもないが、今度は日本が北朝鮮に学ばねばならないのかもしれない。北朝鮮は「アメリカなどの大国が核武装しながら、なぜに我が国だけが持ってはならんと抜かすのか？」と堂々と言う。情けない話だが、これは北朝鮮が正論だ。だからアメリカも困っている。「武器を捨てろ！」と相手に言う際、先ずは「よし！こちらから捨てる！」と言う阿呆が成り立たないように、日本における様々な外交問題、あるいは国内での外国人問題の解決は、日本が日本らしく最新鋭の装備を具備する国軍を創設してからになる。福田元総理の「人の嫌がることはしません」は重大なヒントだった。相手国の嫌がることを平和の顔ですること――――これが国際外交なのだ。
日本が核武装すれば「嫌がる国」はどこか。また、逆に「歓迎する国」はどこか。日本が武器輸出をすれば喜ぶ国も嫌がる国もある。日本が強靭な国軍をもてば安心する国があるし不安になる国もある。日本の子供の学力が上がれば喜ぶ国も嫌がる国もある。日本のメーカーが世界を席巻し続ければ喜ぶ国と嫌がる国がある。
そして、朝鮮学校を無償化すれば、喜ぶ国は北朝鮮だけではない。
